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東方不愛記  作者: レモン
9/20

フラン

咲夜「妹様」


フラン「咲夜?何で今更来たの?」


咲夜「妹様に会わせたい人物がいるので来ました」


フラン「私に?」


そして咲夜は俺の服の袖を引っ張り俺を前に出す


咲夜「自己紹介して(ボソ」


夕「あー、博麗 夕人間、男だ」


咲夜「どうですか?一度話して…」


フラン「………せて」


咲夜「妹様?」


フラン「そいつを出て行かせて!!」


咲夜「どうしたのですか!?」


フラン「そいつが私の前に出てきてから、狂気が…私が暴走する」


夕「は?また俺のせいかよ」


フラン「どっか行って!!」


夕「ちっ、意味わかんねぇよ、そういうことだ俺は帰らせてもらうぜ」


咲夜「しかし」


夕「じゃあな」


そして俺が扉を開け帰ろうとした時


フラン「アァァァァァァァ!!!!」


ズガァン!!


フランが俺に飛びかかってきた


咲夜「夕!!」


夕「殺んのか?」


俺はそれを躱し、鉄槌を構える


フラン「コロス」


夕「しょうがない止めるか」


咲夜「足だけは引っ張らないでよ」


夕「おう」


フラン『禁忌 レーヴァテイン』


そう唱えるとフランは赤色の剣をだす


夕「あっちも準備はできたみたいだな」


咲夜「能力だけには気をつけなさいよ」


フランの能力はありとあらゆるものを破壊する程度の能力、理屈は理解できなかったがとりあえず右手を握り閉めようとしたときには気をつけろと言われた


夕「了解」


そして俺はフランに向かい走り出す


ブゥン、ガキィン


鉄槌は空を切り音だけが鳴る、フランの剣は柄で受け止める、受け止めたら反撃をする、咲夜は後ろでナイフを投げフランの動きを制限していたこんなことが繰り返され


夕 (武器が強くても、攻撃が大雑把だな近接なら大丈夫か)


フラン「…………」


するとフランは空を飛び俺から離れた


フラン『禁忌 フォーオブアカインド』


するとフランが増え四人になる


フラン「アハハハハミンナキエチャエ」


夕「はぁこいよ、全員殺ってやる」


咲夜「本当に殺さないでよ」


夕「分かってるよ」


そしてフランは2人ずつに分かれる


夕「死ぬなよ」


咲夜「あなたこそ」


フラン『禁忌 カゴメカゴメ』


そう唱えるとフランの2人が弾幕を放ってくる、そして残りの2人が剣で攻撃してくる


咲夜は踊るかのように攻撃を躱し、所々咲夜の能力時を操る程度の能力で時を止め攻撃を避ける


俺は自分に当たりそうな弾幕は全て叩き落とす、そして大振りをしてフランを寄せ付けづらくする


それが続いていたが


夕「おらぁ!!」


ブゥン


フラン「アハハアタラナイヨ」


夕 (吸血鬼だけあって速いな、どうする?霊力が切れてきてるし俺も咲夜も限界が近づいてきてる)


フランを止めるにはただ気絶させるだけではダメなため、俺も咲夜もいまいち攻撃に移ることができなかった、その為攻撃を防ぐことしかできず疲労がたまっていた


フラン「モウオワリ?」


イラ


夕 (つくづくイラつかせるやつだな)


夕はイラついていた、フランの自分は悲劇のヒロインみたいな表情に、行動にイラついていた


夕「咲夜やっぱ無理だわ」


咲夜「?」


夕「本気でぶちのめす」


咲夜「それだけは」


夕「はぁぁぁぁぁ!!」


俺はありったけの霊力を鉄槌に込める、すると鉄槌は形を変えた


夕「らぁ!!」


そして俺は鉄槌を振る、フランは避けようとするが


フラン「エ?」


ビュン!


鉄槌は霊力をジェットのように霊力を放出し、加速するそれを避けることができなかったフランは吹っ飛ぶ


夕「お前さ、今自分がどんだけ幸せか分からねぇのか?」


フラン「?ナニイッテルノ?」


夕「そんなことも分からねぇのかよ」


ヒュン、ヒュン


フラン「グハッ!」


更に鉄槌を振る、質問の意味が分からず混乱していたフランは避けれず吹っ飛ぶ


夕「もう一回自分が置かれてる状況を確認しろ」


ヒュン


フラン「ガハッ!」


夕「名前を呼んでくれる、家族がいる、自分のことを見てくれる心配してくれる人がいる、それがどれだけ幸せか考えろ、それが分からないから狂気に飲まれるんだよ」


ドサ


そして夕も倒れた

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