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東方不愛記  作者: レモン
7/20

終結

ーーー紅魔館 (庭)ーーー


〜夕 side〜


夕はいつでも鉄槌を振り下ろせるように構えていた


美鈴(あの鉄槌は「悪魔の鉄槌」武器庫に置いていたはずですが、まさか武器庫に飛ばしてしまうとは…それにしてもよりによってそれを使いますか)


夕 (この武器力を吸っている?霊力で弾幕を放った時と同じ感じで力がなくなっているな、とりあえず体のこともあるし長引かせたらまずいな)


夕「いくぞ」


そう言い美鈴に向かい走っていく


美鈴「ふぅーー」


美鈴は大きく息をはく


ヒュン


そして夕が鉄槌を振り下ろす


美鈴「見切った!!」


美鈴はそれを体を捻りかわしそのまま裏拳を放つ


美鈴(これで終わり…)


ドス


美鈴「え…?かは!」


美鈴の裏拳が当たる直前、美鈴の腹に拳が入っていた


美鈴「まさか、左手だけで…」


夕「ご名答」


ヒュン


怯んだ美鈴に追い打ちをかけ鉄槌でわき腹を殴る


ボキボキ


そう音がして、美鈴は吹っ飛んだ


ドゴォン


美鈴「グハ!!」


壁に激突した美鈴はそのまま気絶してしまった


夕「あー…殺す気はねぇから安心しろ」


夕 (さてと、中に入るか…)


そして夕は紅魔館の中に入っていった


ーーー紅魔館 (内部)ーーー


〜霊夢 side〜


霊夢とレミリアは互いにぶつかり合っていた


霊夢「どうやら、あなたの門番負けたようね」


レミリア「そうみたいね」


霊夢「いいのかしら?こんなことしてて、すぐに夕が来るかもしれないわよ?」


レミリア「それの心配はいらないわ、咲夜!」


咲夜「かしこまりました」


そう言い咲夜は大きな扉を開け出て行った


レミリア「後は優秀なメイドが片付けてくれるもの」


霊夢「ただの人間に止められるかしら?」


レミリア「ただの人間だと思ってないから、あなたも本気を出さなかったのでしょ?これからは互いに本気よ」


霊夢「……はぁ、面倒くさいわね」


ーーー紅魔館 (玄関)ーーー


〜夕 side〜


夕 (くそ、体中が痛いな)


咲夜「ここから先へは行かせません」


夕「あ?」


咲夜「紅魔館のメイド長十六夜 咲夜参ります」


夕「くそっ、連続でかよ」


そうして咲夜は一本のナイフを投げてきた


夕 (ナイフか…まぁ多くても一回で10本程度だろうし、避けれるか?)


そう考えていると、いきなりナイフが増えた、その数は100を超えるだろう


夕「は?」


カカカカ


それを夕は横っ飛びして躱すそのまま転がり体制を立て直す


夕「手品師かよ」


咲夜「まだまだいきますよ」


そして咲夜はまたナイフを投げてくる


夕 (やっぱり数本…)


しかしまたそのナイフは急激に増えた


夕「くそ!!」


キンキン


夕は鉄槌を前に出し回しナイフを弾く


咲夜「後ろがガラ空きですよ」


夕「!?らぁ!!」


そして急に後ろに来た咲夜に鉄槌を降る


咲夜「残念外れです」


咲夜はそれを避けクスリと笑った


夕「イラつくメイドだな」


咲夜「ふふふ、まだまだいきますよ」


そして咲夜はナイフを投げてくる


ーーー紅魔館 (図書館)ーーー


〜魔理沙 side〜


こちらは互いに接戦となっていた


パチュリー「弾幕を箒で弾くってあなた本当に魔法使いなの!?」


魔理沙「覚えときな今時は肉弾戦もできないと戦えないぜ!」


そしてパチュリーに殴りかかる


パチュリー「くっ!!『土符 土龍壁』」


すると地面から土の龍が出てき壁となる


魔理沙「だったら出力5パーセント『恋符 マスタースパーク』」


ズドォン


パチュリー「嘘!こんな簡単に?」


魔理沙「くらえ!!」


ブゥン!


魔理沙は箒を降るがパチュリーは空を飛びそれを避ける


パチュリー「だったらこれで終わらせてあげるわ『日符 ロイヤルフレア』!!」


すると大きな紋章が浮かびそこから巨大なレーザーが発射される


魔理沙「力比べか!面白いぜ!!出力30…いや50パーセント『恋符 マスタースパーク』!!」


そして魔理沙は今さっきよりも大きいマスタースパークを放つ、互いにぶつかり合って暫く押し合っていたが


魔理沙「いっけぇぇぇぇぇ!!!」


パチュリー「まさか、私のロイヤルフレアが」


魔理沙のマスタースパークがロイヤルフレアを押し始め……パチュリーを飲み込んだ


ドサ


パチュリー「むきゅ〜」


そしてマスタースパークが止みパチュリーが落ちたのであった


ーーー紅魔館 (地下)ーーー


ズドォン


そう音が聞こえる


??「誰か遊んでるの?いいなぁ私も遊びたい…お姉様…」


ーーー紅魔館 (庭)ーーー


〜霊夢 side〜


霊夢とレミリアの戦闘は激しさを増し、部屋から外へと場所を移していたのであった


ガキィン!ガキィン!


そう音だけが聞こえる、レミリアは槍を、霊夢はお祓い棒と札を使い互いに戦っていた


レミリア「これで終わらせるわ『神槍 スピン ザ グングニル』」


そう言い霊夢に向かい紅色の槍が放たれる


霊夢「それはこっちの台詞よ『霊符 夢想封印』!!」


霊夢から放たれる虹色の弾幕はレミリアの槍を粉々に砕き、レミリアを襲った


レミリア「がは…」


ヒュードサ


そしてそのまま落ちていったそれと同時に霧が晴れていった


ーーー紅魔館 (玄関)ーーー


〜夕 side〜


夕「はぁはぁ」


咲夜「諦めなさい、万全の状態でも私には敵わないのに今の状態で敵うわけないわ」


夕「そうかもな…けどあいつらが戦ってるんだ、俺だけ休むわけにはいかねぇんだよ」


夕には数十本のナイフが刺さっていたが膝をつくことはなく、咲夜と戦っていた


咲夜「そうですか…なら止めをさしてあげます」


そして咲夜は夕の後ろに回り刺そうとしてくるが


咲夜「…お嬢様?お嬢様!?」


霧が晴れてることに気がついた咲夜はそう言い外に出て行った


夕「…………」


夕 (くそ!結局一回もまともに殴れなかった)


そして今回の異変紅霧異変は幕を閉じた

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