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東方不愛記  作者: レモン
17/20

西行妖

ズガガガガガガ


霊夢「くっ!」


霊夢は西行妖から伸びてくる枝とツルと根を結界を張り防御していた、しかし結界は徐々にヒビが入っていた


霊夢 (このままじゃ、結界が壊れる!)


ググググ


そしてツルを縮ませ、結界を突き破ろうと渾身の力で攻撃してくる


ヒュン!


霊夢 (もう、駄目)


ズドン!ベキベキ


霊夢が半ば諦めかけていたその時、鉄槌がツルをなぎ倒した


夕「なんだ、人じゃねぇのかよ」


霊夢「夕!?あなたなんで動けるの!?いや、今はそんなことより、こっちに来て!」


夕「ん、霊夢か分かった」


そして夕は霊夢に近づこうとするが


ヒュンヒュン


西行妖がそれを阻止しようとしてくる


霊夢『二重結界』


だが、霊夢が結界を張り攻撃を防ぐ


霊夢「夕、少しの間あの木からの攻撃を防いで」


夕「?何でだ?あんな木へし折ればいいだろう?」


霊夢「確かにそれは、簡単よあなたと私がいればけどあの木をへし折ったらそこに溜まっていた狂気や憎悪が幻想郷中に充満するわ、そんなことになったらどんな被害がでるか」


夕「なるほど、だが少し攻撃を防いだ所でどうやって止めるんだ?」


霊夢「私が封印をもう一回するわ、ただ、ただその封印は強力だけどその分封印式が完成するのに時間がかかるのよ、その間守って」


夕「了解」


霊夢「それじゃ、封印式を唱えてる間私は動くこともままならないから頼むわよ」


夕「どうなっても知らないからな」


霊夢「それでも、今あなたしか動けないから頼りにしてるわよ」


そして、霊夢は結界をとく、それと同時に夕達に向かいツルが襲ったが


夕「はぁ!!」


ベキベキ


夕が鉄槌を振りまたもツルを折っていく


夕 (この程度なら、破壊の鉄槌でもいけるか?)


そして夕は霊夢に攻撃を与えさせないように折っていく


ーーー5分後ーーー


夕「はぁ…はぁ…」


夕は西行妖のツルの多さを霊夢を守りながら防ぐのは1人では無理があり徐々に疲労とダメージが蓄積されていった、更に封印が完璧に解け始め最初に比べツルの量が増えていた


夕「霊夢!!あと何分かかる!?」


霊夢「あと5分はかかるわ!もちそう!?」


夕「なら、大丈夫だ10分は持たねぇからな!『鬼の鉄槌』!!」


そして夕は鉄槌に霊力を注ぎ形状を変化させる


霊夢「まだ変わるの?その鉄槌」


夕「いいから、封印式に集中してろ」


霊夢「分かったわ!」


夕「はぁぁぁぁ!!」


ブゥン、ブゥン


そして夕は鉄槌を増殖させ


夕「いけ!!」


ズガガガガガガ


襲ってくるツルにぶつけていく


夕「はぁ…はぁ」


夕 (くそ、やっぱり霊力の消費が激しすぎる)


しかし、夕の霊力が消費され弱っていく中西行妖は衰えを見せず、夕を攻める


ヒュン、ヒュン


そして更にツルを多くし攻撃を繰り出す


夕「くっ!」


夕はそれをスレスレで躱し、霊夢に当たりそうな攻撃は折っていく


夕 (やばいな、もう霊力がきれてきた)


ブシュ


西行妖のツルが夕の肩を貫く


夕「ぐっ!!」


霊夢「夕!!準備できたわよ!!」


夕「分かった!!」


霊夢「後は私を、木の近くに行くまで、守って」


夕「了解!!」


ズガガガガガガ


そして夕は霊夢が西行妖の近くに行くまで、ツルを弾く


夕「はぁ…はぁ…」


霊夢「もう大丈夫よ!封印!!」


そして霊夢は西行妖を封印するが


夕「!?」


最後のあがきか西行妖は動けない魔理沙と咲夜に向かいツルを伸ばした


夕「くっ」


それを夕は魔理沙は蹴りでツルをへし折る


ドサ


そして咲夜の方のツルには鉄槌を投げようとするが


ズキン


西行妖に貫かれた傷が痛み、投げれなかった


夕 (間に合え!!)


ヒュン


そして咲夜に向かいツルが放たれる


咲夜 (体が、まだ動かない…)


ドシュ


貫かれるか否か咲夜は目を瞑った、しかし体に痛みは起きず目を開けると


夕「かは…」


夕が体を貫かれていた


咲夜 (!?そんな…私のせいで)


霊夢「夕ぅぅぅぅ!!」


夕「がはっ…霊夢…早く…封印しろ!!」


霊夢「くっ、これで終わりよ!!」


そしてあたりが光に包まれる、それで西行妖は完璧に再度封印された

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