春で冬
それから月日は流れ冬が終わろうとしていた夕は人間ながら妖怪以上に恐れられ、夕は誰とも関わることがなくなっていた
夕「今日の予定は……何もなし、修行するか」
そんな生活をしてるものだから夕は起きたら、食料確保もしくは修行をするだけの日々になっていた
夕 (それにしても寒いな…もう3月も終わるっていうのに)
そう現在幻想郷では冬も終わりというのに雪が降っているのである
夕 (昔霊夢に聞いた話じゃ、紫が日本と同じ気候になるように設定してるって言ってたが、異常気象か?それか、異変か…まぁ異変だったとしても霊夢が片付けるだろう)
そして夕は特に心配もせず修行を再開する事にした
ーーーその頃の博麗神社ーーー
霊夢「うーー、コタツにみかんもしくは緑茶最高ねー」
魔理沙「だぜー」
霊夢「けどそろそろこの異変を解決しないとねー」
魔理沙「そうだなー」
霊夢&魔理沙「…………………」
霊夢「面倒くさいから明日でいっかー」
魔理沙「賛成だぜー」
完璧にだらけていた
ーーー翌日ーーー
霊夢「あんた、この寒い中またきたのー?」
魔理沙「私の家にはコタツがないんだぜ、うーー寒」
霊夢「まぁいいわ、入りなさいー」
魔理沙「もう入ってるぜー」
ヌクヌク
そうやってだらけている二人のところに
咲夜「霊夢ー!!」
咲夜がやってきた
霊夢「どうしたのー?咲夜ー」
咲夜「この寒い気候早くなんとかしなさい!気付いてると思うけどこれは異変よ!」
霊夢「明日になればねー」
プチ、ガシ
そして咲夜は霊夢の服を持ち
咲夜「さっさと行けー!!」
思いっきり外に投げ飛ばした
霊夢「きゃぁぁぁ!!寒い!寒い!」
魔理沙「何もそこまでしなくても…」
咲夜「魔理沙、あなたもよ」
そう言ってガンを飛ばしてくる
魔理沙「……はい」
霊夢「はぁ、もう少しゆっくりしたかったけど、しょうがないわね、ここまでやったのだから咲夜、あなたも来なさいよ」
咲夜「分かったわ」
そして3人は異変を解決する事にした
ーーーその頃の夕ーーー
夕「今日も修行するか」
修行してた
霊夢 side
霊夢「それで咲夜、異変の元凶の場所は分かってるの?」
咲夜「知らないわ、だからあなたに聞こうとしてたのよ」
霊夢「あー、だから来たのね」
咲夜「あなたも知らないって事は」
魔理沙「私も知らないぜ」
霊夢「じゃあ手分けして探しましょう」
魔理沙&咲夜「了解!」
ーーーしばらくしてーーー
霊夢「何か分かった?」
咲夜「私は特にそれと言った事は」
霊夢「同じく」
魔理沙「私は少しこの異変について分かったぜ」
霊夢「へー、何について分かったの?」
魔理沙「どうやら、この異変の元凶は春になるためのエネルギーを集めてるらしいぜ、それがないからいままで冬になってるらしいぜ」
霊夢「成る程、じゃあそのエネルギーがどこに向かってるかが分かれば」
咲夜「あ、それだったら春を知らせる妖精がいるからその子に聞いたら分かるかも」
霊夢「じゃあ行きましょう!」
ーーーその妖精の元へーーー
??「春ですよ…」
霊夢「何か元気がないわよ」
咲夜「何でかしらね」
魔理沙「私が聞いてくるぜ」
そして魔理沙は2人から離れその妖精の元へ行く、ついでにこの妖精はリリーホワイトといい、白い服に金髪である
魔理沙「どうしたんだぜ?」
リリー「あなたは?」
魔理沙「私は魔理沙だぜ、何でそんなに元気がないんだぜ」
リリー「魔理沙さん今は春ですよね?」
魔理沙「いつも通りたら春だぜ」
リリー「それで、私みんなにそのことを伝えているんですが、誰も相手にしてくれなくて…それで…」
魔理沙「成る程、だったら少し待っとくんだぜ、私達がこの異変を解決するから」
リリー「そうなんですか?」
魔理沙「あぁ、その為にお前の力を貸して欲しい」
リリー「いいですよ、何をしたらいいですか?」
魔理沙「春がどこかに集まってるか分からないか?」
リリー「それなら………………あっちの方ですかね確か冥界って呼ばれてる場所です」
魔理沙「冥界?幻想郷にそんな所があったのか」
リリー「はい、では私は皆さんにもう少しで春が来ることを伝えときます」
魔理沙「おう、絶対解決するからな」
リリー「ありがとうございます」
そしてリリーは去っていった
霊夢「何かわかった?」
魔理沙「冥界に元凶がいるらしいぜ」
霊夢「じゃあ行く場所は決まったわね、行くわよ、準備はいい?」
咲夜&魔理沙「おー!」
霊夢「いざ、冥界へ!」
そして3人は冥界に向かった