敗北の教え
マスタースパークをもろにくらった俺はそのまま地面へと落ちていった
ドサ
夕「はぁ…はぁ」
そんな幽香は落ちた俺に近づいて来
ドス!
夕「がは!!」
蹴りを腹に入れる
幽香「この程度で終わると思った?もっと痛めつけてやるわよ」
ドス!グシャ!バキ
そして幽香は何も抵抗できない俺に蹴りを入れたり殴ってくる
大妖精「ゆ、幽香さんもうその辺りで…」
幽香「嫌よ、こんな奴に殺された花のことを考えると怒りが止まらない……やっぱり殺すことにするわ」
そして幽香は日傘を振り上げる
幽香「死ね」
ヒュン、バシ!
俺はその日傘を受け止める
幽香「まだ意識があったようね」
夕「頑丈さが…俺の取り柄…だからな…はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ビリビリ
大妖精「!!」
俺は鉄槌にありったけの霊力を込める、そして鉄槌は形状を変化させる、一段階目「悪魔の鉄槌」から二段階目「破壊の鉄槌」そして3段階目「鬼の鉄槌」へと形状を変化させた
夕「くらえ…」
ブゥンブゥン
幽香「鉄槌が増えていく!?」
そして鉄槌の数はどんどん増えていき
夕「行け!!」
ビュン!ビュン!
霊力をエンジンに加速し幽香に遅いかかる
夕『鬼の宴』
ドドドドドドドドドド!!!!
夕「はぁ…はぁ」
ドサ
そして俺は倒れた、そして攻撃は止み
幽香「……………」
ツーー
幽香は平然と立っていたが、頭から出た少量の血が頬を伝った、幽香はそれを手で拭い
幽香 (あの満身創痍の中で私に傷をつけるなんて)
幽香「気に入ったわ、今回だけは許してあげる、そこの妖精」
大妖精「は、はい!!」
幽香「次はないってこいつに伝えといて」
大妖精「わ、分かりました」
幽香「じゃあね」
そして幽香は向日葵畑へと帰っていった
ーーー少し時は流れーーー
夕「う、うーん」
大妖精「あ、起きました?」
夕「……幽香は?」
大妖精「帰りました」
夕「そうか……大妖精お前はあんなことをした俺が怖くないのか?」
大妖精「……最初は怖いと思いましたが、そう思う反面何処かであなたが優しいと思うんです、本当はあなた自身本気でやってたわけじゃないのかな…と思いまして」
夕「………」
チルノ「大ちゃーーん!!」
夕「チルノが呼んでるみたいだな」
大妖精「そうですね、私は帰りますこれ薬です、妖精の薬は聞きますからゆっくりと体を休めてくださいねそれでは」
そして大妖精はチルノの元へと飛んで行った
ーーー翌日ーーー
夕 (あの時の鉄槌をいつでも出せるようになって、自由に扱えれば俺に足りない遠距離攻撃が使えるようになるな)
一方チルノも
チルノ「大ちゃん、あたい新しい技を考えたんだ」
大妖精「そうなの?チルノちゃん」
チルノ「うん!だから見ててね」
大妖精「分かった」
夕「すぅぅぅぅぅはぁぁぁぁぁぁ!!!!」
チルノ「行くよ!!はぁぁぁぁぁぁ」
夕『鬼の鉄槌』!!
そして夕は鉄槌を形状変化させる
夕 (くっ…霊力の減り方が尋常じゃない)
チルノ「氷符 大寒波」
そしてあたりに強い冷気が来るその冷気に植物は凍っていく
大妖精「す、凄いよチルノ…ちゃん?」
チルノ「一秒も持たない」
大妖精がチルノの方を見るとチルノは倒れていた
夕「けどこれを完璧に扱えるようになれば」
チルノ「けどこれを持続できたら」
夕&チルノ「今より強くなれる!!」
そして二人は修行を始めた