風見 幽香
大妖精「チルノちゃんやめようよ」
チルノ「何言ってるの大ちゃん、少しいたずらするだけだよ」
大妖精「でもどこかであの人を見た事があるような」
チルノ「そんな事は関係ないよ、あたいは最強だから」
夕 (あいつらは…異変の時の)
そう、チルノ達がいたずらを仕掛けようとしていた人物とは夕の事であった
チルノ「さて、どんな事をしよ…うわぁ!!」
ヒュン!
そう考えているチルノに鉄槌が当たる
大妖精「!?チルノちゃん!!」
夕「………丁度いい、ちょっと手伝ってもらうぜ」
大妖精 (思い出した、この人異変の時霊夢さん達といた人だ、けどこんな目じゃなかった)
そう大妖精が考えている間に夕はチルノの胸ぐらを掴み持ち上げる
チルノ「な、何をする気だ!」
夕「人里はあっちだな」
チルノ「あたいの話を聞け!!『氷符 アイシクルフォース』」
そしてチルノは大量の氷柱の形をした氷を放ってくる
夕「ふん…」
ズガガガガガガ
夕はそれを鉄槌を小さくし叩き落す
チルノ「え?」
そして夕はチルノを見下すような目つきで睨む
ガタガタ
チルノはそれを見て震えていた
チルノ (……何、その目あたいを見る奴はほとんどが面倒くさいような目だけど、こいつの目は、あたいを否定するような目…何で)
夕「ふん…」
ドス
チルノ「がっ…」
夕は震えているチルノに向かい手刀で貫く
夕「大妖精、お前もこいつみたいになりたくなかったらどっか行け」
ガタガタ
大妖精 (体が動かない…)
チルノ「はぁ…はぁ…大ちゃんに、手を出すな」
夕「だったらお前にもう一働きしてもらう、俺の事を人里に広めろ分かったな、特別に送ってやるよ」
カキィン
大妖精「!!チルノちゃん!!」
そしてチルノは夕に鉄槌で打たれ飛んで行った
夕「早く追わないと死ぬかもよ」
大妖精「あなた、最低です…」
夕「何とでも言え、これが俺の生き方だ」
チルノ side
手も足も出なかったあいつ相手に、あいつの目に恐怖を知った、今まで恐怖を知った事などなかった、どんな奴でも挑んだその度に負けたけど今回だけは…いつもより悔しい…まるであたいの存在を否定するような目をしたあいつに負けたのが悔しい
ヒューーーズドォン
あたいが落ちたのはひまわり畑の中だった
??「……あなた死ぬ覚悟は出来てるのかしら?」
そしてすぐ近くにいた、花の妖怪風見 幽香こいつもまたあたいをあの目で見てくる
大妖精「ま、待って下さい」
チルノ「…大…ちゃん?」
大妖精「チルノちゃんはとある人にやられただけで悪気はなかったんです」
幽香「……わかったわ、今回だけはゆるしてあげる」
大妖精「ありがとうございます」
幽香「けど一つ条件があるわ、そいつのところに案内しなさい」
大妖精「分かりました、まだそこにいるかは分かりませんが連れて行きます」
チルノ「大ちゃん…あたいも…行く」
大妖精「チルノちゃんちょっと待ってて私は大丈夫だから」
そう言い二人は森に戻っていった
チルノ「……………」
そして私は一つ心に決めた
チルノ (もう絶対あの目に、負けない、二度ど負けたくない!!)
夕 side
夕「また来たのか…」
大妖精「…………」
夕「お前は?」
大妖精は緑の髪をし日傘を持った一人の女性を連れて戻って来ていた
幽香「私の名前は風見 幽香よ」
夕「俺に何か用か?」
幽香「この子から話は聞いたわ、私の花畑を荒らした罪、死を持って償ってもらうわよ」
ゾワ
夕 (この気配、俺はこいつには勝てない…)
幽香「死になさい」
ヒュン、ガキィン!!
そして幽香は日傘で殴りかかって来る俺はそれを鉄槌をの柄で防ぐ
夕「くっ!!」
夕 (何てパワーだ)
幽香「あら?この程度で怯んじゃうのかしら?」
ズガガガガガガ
夕「!!」
そして幽香は威力は落とさず手数を増やしてくる
幽香「もっと強いと思ったけど残念ね」
ドス
夕「がは!」
そして幽香の日傘が俺の腹を突く
ズガガ
そして防御をすることもできず日傘が打ち込まれる
幽香「次で終わらせてあげるわ」
ズドォン
そして幽香はフルスイングで俺を飛ばし
幽香「死んだ花の痛み思い知りなさい」
日傘の先端に光が込められ
幽香『マスタースパーク』!!
夕「ぐわぁぁぁぁ!!」
虹色の波動が俺を包み込んだ