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二度目の人生は魔王でした。  作者: 雨傘からし
第1章 幼少期
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悪事計画

ていうか、こっちの世界の人って成長早くないですか?お兄様も口が達者だし、ニコロもペラペラ話してるし、あ、二人はただの天才か。

でも私だって結構話せるほうだと思うよ、あ、前世基準で話しちゃいけないのか魔法とかあるし、寿命が延びてたり、発達してたりしてもおかしくはないだろうね。


「ヨハン、ニコロ、レンと遊んでやってくれる?」


ちょ、お母様勘弁してください何で私がニコロの面倒見なきゃいけないんですか。こっちが遊んでやってるんです、勘違いはしないでください。


「おう、いいよ!」

「分かりました」


ぎゃああああああ!こっちは良くない!良くないから!


そんな私の様子に気が付いたりもせず、お母様はお兄様とニコロによろしくねといいヨハンに私を抱かせる。


あれ、身体能力も高くない?だってお兄様もニコロも1か月くらい前に4歳になったんだよ?私をあの恐怖のメリーゴーランドしたときは3歳だよね、身体能力も高くなったりしてるのかな、それともただ単に二人が強いだけかニコロが馬鹿力なだけか


お兄様は私の重さをものともせず書斎を出てスタスタと廊下を歩く、そしてその後をニコロがテクテクついてくる


あ、ちょ、まって本読んでないんだけど、返して、私をあの場に!!


しばらく廊下を歩くとお兄様はガチャリと一室を開ける、本当に4歳ですか、お兄様


「ニコロ扉に鍵かけて」

「ほいほい」


え、なんで鍵かけるの?あ、まさかお母様とお父様に聞かれないためかな


「レン、俺はあっちでニコロと話してくるからこの絵本でも読んでてくれ」


はいはい、了解ですよ~っと、何々?子供に読ませる世界の歴史?え、ちょ、これ対象年齢15歳です。お兄様読めませんよ、あれですか、子供だから適当にあしらっとけってかムキー!中身は17歳だっつの!


この時、ヨハンはレンがどうするのか観察しようとしていたのだがニコロにさえぎられてしまっている。


えっと~、本の中身はっと


<子供に読ませる世界のすべて>


【この世界には3つの大陸がある、我々人類が住むレヴィ大陸そして魔族が住むレトワ大陸、最後に誰もそこには踏み込んだことのない魔王が生まれるときだけ解放される未知の大陸マジュール大陸、我々はレヴィ大陸でずっと暮らしてきたそこで今までから過去まで年表を作ろうと思う


10580年 レトワ大陸、マジュール大陸発見後マジュール大陸に入ろうとするも近くに行くといつの間にか元の場所に戻っている。レトワ大陸に人類以外の物アリ、これを魔族とする。


10591年 レトワ大陸を我がものにしようと一部の人間が戦争を始める。結果敗北魔族との仲は良くなくなった。


10618年 魔王誕生、勇者が現れる。結果勝利


10752年 このころから魔物が生まれ始める。


10753年 レヴィ大陸の国ズィオンが魔物の影響により崩壊


魔法について

魔法は精霊の力を経由して使うものである。精霊に力を借りそれを魔法としている。

・魔法の種類

魔法には火、水、風、木、地、闇、光、特殊の八種類あり向き不向きがある。


・魔法と成長について


「西の森に行く!?」


びくり、そこで私は本から目を外し声の主、ニコロに目を向ける


「ああ、そうだ」


西の森、はて、一体どこのことだろう。

ニコロはありえない、とでもいいたそうな表情でお兄様を見ている、お兄様は神妙な面持ちでうなずく


「西の森が、一体どれほど危険なのかわかって言ってるのか!?」


ニコロが顔を真っ赤にして叫ぶ


「分かっているつもりだ」


お兄様はニコロの肩に手をかけいつの間にか立っていたニコロに腰を下ろすように言う


「じゃあ、どうして!」

「お前だって、分かってるだろ、ロールさんが病気なこと」


ロールさん、ロールさんはうちの近くに住んでいる15歳くらいのお姉さんよくお兄様やニコロに飴ちゃんなどのお菓子をくれると聞いている。

それとこの話に一体何の関係があるというのだろうか


「知ってるさ、西の森にある薬草で治ることだって!」


ああ、そういうことかつまり今ロールさんは何かの病気にかかっていて普通の薬じゃ治せない様な病気なんだ、そしてその病気を治すために西の森の薬草がいるってことなんだねでもなんでニコロはあんなに怒っているのだろう。


「でも、あそこは、あそこは俺の母さんと父さんが死んだ場所なんだぞ!?」


ニコロが声を一層荒げていう


「…分かってる、お前の両親があの森で魔物に襲われて死んだってこと」


え?ニコロは両親がいないの、殺されたの?魔物に、ぁ、今思い出した前世で紗妃が言っていたこと。


『ねぇ、恋いつもへらへらしてる人はね過去に何かあった人なんだって、よく笑う人は良く泣いた人なんだって』


ニコロはいつも笑っていた、誰の前でも、失敗しても


「お前だって、ロールさんは大切なんだろ、だってロールさんはお前の母さんに、そっくりなんだから」


しんと部屋が静まり返る


「うん、ロールさんがいなくなるのは嫌だ、俺西の森に行く」


あれ、そんなに簡単に決断しちゃっていいのかい?もっと悩むべきことがあるような気がするんだけど。


「じゃあ、早い方がいいな今夜の夜どうだ?」


え、魔物が出るんだよねなのに夜に行くの?やっぱ四歳児なんだね

よし、私も行こうではないか、あ、でもさすがに1歳児は連れて行けないか、まあ魔法の世界だし死ぬことはないよね


なんて浅はかな考えだったんだろうか、私はバカだった


「にいしゃまたち、どっかいくの?」

「ああ、レンはお留守番を、」

「レンもいう!」

「え?」


おお、お兄様戸惑ってる、ニコロは…な、なんか危ない雰囲気を感じるなんかブツブツ言ってる大丈夫大丈夫っていってる、大丈夫じゃないよね。


そして私は同行することになったのだ、天才といっても頭が回ってないねこりゃ


その日の真夜中西の森前

「ニコロ、いるか?」

「あ、ああ」

「レンもいみゃしゅ!」


うん、大丈夫幽霊とかはさすがに出ないだろ魔物なんてそんなに強くないだろうし逃げればいいよね。


森の魔物だからウサギの狂暴バージョンかな~なんて考えていた私が馬鹿だった森には熊がでるんだよ?





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