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0ptでも書籍化した本当の話【底辺作家の星】

作者: 大滝しおん

総合評価ポイント数0

ブックマーク数0

ランキング載ったことなし

感想もらったことなし

新人賞も取っていません


典型的な底辺作家です。

こんな私でも、書籍化できたので、その戦略を紹介しておきます。


この記事はネタとか妄想ではありません。

本気で書籍化したいなら、小説家になろうでポイントを稼ぐ以外にも方法があるよということを紹介するものです。


小説家になろうでポイントがもらえたり、ブックマークされやすい作品は、「なろう系」と呼ばれるジャンルの作品がほとんどです。

書籍化を目指している方は、「なろう系」に沿った作品を書こうとすると思います。

でも、ポイントやブックマークされても、書籍化されるのはほんの一握りの作品だけ。

「なろう系」で書籍化を目指すのは、司法試験に合格するよりも難しいのではないでしょうか?


しかし、目を転じれば、「なろう系」以外でも小説のジャンルはたくさんあります。

小説を書いてネットで発表するなら、「なろう系」でなければダメというルールはありません。


そもそも、書籍化される作品は、人とは違う何らかの個性があるからこそ、出版社から声がかかるわけです。

それなら、「なろう系」にこだわる必要はないし、むしろ、「なろう系」から外れたジャンルの方が目に留めてもらえるチャンスが高まります。


ヒントは以上です。


ポイントやブックマークが0ptでも書籍化できる理由がお分かりいただけたでしょうか?



……これだけでは短すぎるかもしれませんね。

では、もう少し、私の戦略を紹介しましょう。


1、あえてニッチなジャンルを狙う

2、専門性を高める

3、誰も書いていないジャンルを開拓する気概で書く


一つ一つ紹介します。


1、あえてニッチなジャンルを狙う


私が書いている小説は、「なろう系」とは全く異なる上、リーガルサスペンスと法律の専門書の中間を狙うというかなりニッチなジャンルに属しています。

小説家になろうで法律の専門的な話を書いていたのは、検索した限りでは私だけですし、リーガルサスペンスを書いている人もほとんどいません。

かなりニッチだということは自覚していますが、誰も書いていないジャンルこそ、「なろう系」のテンプレに囚われることなく自由に書けるものです。



2、専門性を高める


自分が書いているニッチなジャンルにライバルが現れた時に備えて、専門性を高めておくことも大切です。

真似しようにも専門知識がなければそもそも書けないというジャンルなら、専門性を確保しやすいです。

典型的なのが法律や医学といったジャンルですね。



3、誰も書いていないジャンルを開拓する気概で書く


小説家になろうで誰も書いていないから書かないのではなく、誰も書いていないジャンルこそ、未開拓の荒野が広がっているし、自分がその開拓者になってやろうという気概で書くことが大切です。

「なろう系」だって、元々は、開拓者がいたはずです。

自分が新しい開拓者になってやろうという心構えで書きましょう。


今度こそ、ヒントは以上です。



まとめ


ポイントやブックマークが0ptでも書籍化できます!


「なろう系」にこだわる必要はありません。


書籍化を目指すなら、

1、あえてニッチなジャンルを狙う

2、専門性を高める

3、誰も書いていないジャンルを開拓する気概で書く


私は、10年、頑張りました!

あなたもあきらめないで!

2025年5月に私が執筆した「紫雲女子大学消費者センターの相談記録 初回500円の甘い罠(通称:シジョセン)」が書籍化されました。

ライトノベルのコーナーではなく一般の文庫本のコーナーに置かれていることが多いです。

実は、小説家になろうでもこの小説の元原稿をほんの少し、こっそり書いていたことがあるので一応紹介させていただきます。

出版社の特設サイトでは、私が書き下ろしたスピンオフ2本をお読みいただけます。

https://bunkyosha.com/contents/shijyosen

あわせてお楽しみください!


挿絵(By みてみん)


シジョセンの出版に至った詳細な経緯は私の活動報告に書いているのでそちらをご覧ください。

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