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後編

お読みいただきありがとうございます。

 私はバカだ。

 けれど幸福なことに、バカな私を見捨てないでいてくれる人がいた。

 根気強く、何度も同じことを話してくれ、料理を焦がした時もニコニコ笑って食べてくれた。


 私はその人に、なにか返せていただろうか。




 鳥の鳴き声が天から降り注ぐ。

 まぶたをゆっくり開ければ、気づけば朝だった。

 思った通り私は、立ったままだった。

 目をつむっていたのも、寝ていたというよりは意識が薄れかけていたという感じがする。


「……今日は、なにを作ろう」


 気を取り直す為に呟いた言葉に、自分で否定を返した。


「ううん、作るのなんて決まってる」


 パン。

 誰かと笑い合いながら捏ねて作り、それをまた違う誰かが笑って食べてくれた。


『ペネロペの作るパンが、僕一番好きだよ』


 泣き虫な貴方の優しい笑顔が好きだった。

 ううん、貴方が泣き虫なのは昔の話だった。

 けどつい最近にも貴方の涙を見た、気がする。


 眉を悲痛に寄せ、頬を涙で埋め尽くした貴方に、届かないけれど手を伸ばした。

 泣かないで。

 大丈夫よ。

 恨■■■■から。


 ――恨んでないから。


 そう。私はただ一言伝えたかった。

 貴方を恨んではいないと。

 むしろ謝りたかったのは私の方で、バカな私が七年前に下した決断で貴方をこんなにも苦しめたことを謝りたかった。


「……あれ」


 涙がはらはらと落ちていた。

 手のひらで無理やり拭う。


 涙で濡れた指には、指輪が収まっていた。




「魔王様……」

「どうしたんだ、いつものような元気はどうした」


 しおしおと体がぺちゃんこになりながら会いに行けば、流石に異常を察知したのか魔王が問いかけてきた。

 

「……ねえ魔王様。忘れている記憶がある時はどうしたら良いと思いますか」

「忘れている、記憶」


 体が動かない魔王は、首だけ傾けてから私の目を下からすくい上げるように見つめてきた。


「そのまま忘れたままでいいと思う」


 なんて酷い。

 やっぱりこの人は魔王なんだと口を開けたまま固まってしまう。


「ひ、酷いです」


 魔王の体が動かないことを良いことに軽い力で殴りながら抗議する。

 殴られっぱなしだった魔王は目を伏せ抗議してきた。


「だが、思い出さなくて良いこともあるんだ」


 銀色のまつ毛がかかった黒目が、私の目を穿つ。


「もう、向こうに行くんだ。二度と俺に会いに来ないでくれ」


 まっすぐなのに、彼の瞳は揺れていた。


「嫌です」

「なんでだ」

「私、その人のことが好きだったんです」


 言葉にすれば腑に落ちて、私は俯かせた顔を上げた。


「だから嫌です。絶対に思い出したい」

「……っなんでそんな必死になって」

「きっと、一人で泣いてる気がするんです」


 もう一度会いたい。悠久の時を一緒に過ごしたい。

 

 魔王の髪が顔を反らし揺れる。

 少し間をおいてから、自分の無力さを嘆くように魔王の顔が歪んだ。


 今日は来るのが遅かったせいか、既に夕暮れの空には淡く星が瞬いていた。

 オレンジ色のヴェールが二人を包む。


「う、あ……」

「魔、王様」


 魔王が叫ぶように身をよじった。

 実際に動いたのは顔だけだったが、彼の沈痛な想いが伝わり私の顔も歪んだ。


 座り込んで、魔王と目線を合わせる。


「……魔王様の瞳、とても綺麗な色なんですね」


 魔王の目に浮かんだ涙は、なだらかな魔王の肌を滑る。

 零れた涙と共に溶けるように黒が落ち、夏の湖面を思わせる凪いだ水色が私の姿を映していた。


 大樹に寄りかかる魔王の隣に私は座る。


「ここにいても良いですか」

「駄目だと言っても、いるんだろ」

「当たりです」


 冷えた体温に目を細めながら、星を見上げる。

 星が、深い藍色の空を覆い尽くしていた。


「星がよく見えますね」


 昔、誰かが教えてくれた。

 星は灯りが少ない程綺麗に見えると。


 私の家は、ここからでも見える。

 開いた窓には灯りは一筋も漏れてはいない。そもそも付けていないからだ。

 私の家だけではない。

 周りの家にも。灯りはなく、物音すらなく、星に光と葉の擦れ合う音だけが耳朶を打つ。


 誰もいない。

 何故。


『じゃあな』

『じゃあね』

『私たちはもう行くよ』

『夫婦の語らいを邪魔するのもあれだからなあ』

『ペネロペ、俺たちの言葉、しっかり伝えてくれよ』


 赤ちゃんの柔らかく高い声が聞こえる。

 私は寂しさを、温かいモノを抱え直すことで誤魔化し、最後にもう一度頭を下げた。

 何度謝っても足らなかったから。


 彼らは皆健やかそうに笑って、夫は妻の腰を抱き、妻は子の肩に手を乗せ、子は友の手を握っている。

 私と同じ茶髪の女性が、緩く首を横に振った。彼女もまた腰を抱かれていた。


『謝らないで。謝らなくちゃいけないのは、私たちの方。ごめんなさい。幼い貴女たちに、酷い選択をさせてしまったわ』


 涙が溢れた。

 ただただ温かくて。その光が眩しくて。

 一歩足を踏み出そうとしてから、私は腕に乗った重さに押し留められた。


 光の先には、彼も一緒じゃないと。


『ありがとう。彼と、エリィと合流したら、すぐ行くから』


 皆と約束したのに。私はバカだから、貴方を待って彷徨っている内に、全てを忘れてしまった。

 だから、唯一憶えていた料理をした。

 出かけていくエリィに約束したから。

 貴方の大好きなご飯を作って待ってるね、と。

 ごめんなさい。貴方を一人ぼっちにして。

 でも全部思い出したから。

 

 私の腕には、キャッキャと声を上げ笑う子がいる。

 愛おしい我が子であるルークの額にキスを落とした。


 ――魔王が死ぬまで、あと一日。


◇◇◇


「ん、う……」


 目を覚ました。

 眩しさを目をしばたたかせ取りなす。


 隣には魔王が――いいえ私の夫が寝ていた。

 揺り起こせば銀色のまつ毛で縁取られたまぶたが上がる。

 そして私の腕に収まる子を見て、目を真ん丸に開いた。


「ごめんなさい、ずっと忘れていて。ごめんなさい、貴方に辛い役を押しつけて。……エリィ、もう良いの。本当は泣き虫の貴方が嫌われ役をするの、辛かったよね。だから、もうしなくていいの。三人で行こう、皆が待つ所へ」


 ザァ、と葉が風に持っていかれるように、エリィの体に付いていた黒は全て落ちていった。

 残ったのは、私が大好きなエリィだけ。


 乱暴な言葉も、表情も、私を遠ざける為だけの嘘だった。


「駄目、だよ。僕は皆と――ペネロペと一緒にはいちゃいけない」

「どうして」

「どうしてって……。だって僕のせいで、ペネロペも、ルークも、皆も死んだんだっ」

「貴方のせいじゃないわ。貴方のせいだって言うなら、私だって皆を殺したのよ」


 確固たる意志で否定を紡ぐ。

 私もそう思った日もあった。

 だけど皆は否定した。だから私も、強く強くエリィを見据える。


「貴方に死んで欲しいと願う人は、あの村には一人だっていなかったわ。私たちを、馬鹿にしないで」


 噛み締めていた唇を、ゆっくり綻ばせる。堪えていたモノが押さえをなくし、私の頬には呆気なく涙が伝った。


「一緒に行こう、エリィ」



 ――星が降り出しそうな夜だった。

 女神様からの天啓を受けたのは、十一歳のエリィだった。

 エリィの両親は早くに亡くなっていて、我が家で一緒に暮らしているエリィはその時、私と一緒にご飯を食べていて。

 お母さんとお父さんは作りすぎたシチューを近くに住むお婆ちゃんに届けに行っていた。


 私は突然光りだしたエリィにびっくりした。

 シチューを啜っていた私は、驚いたことによってシチューが変な所に入り悶え苦しむ。

 助けてくれないエリィに腹を立てながら呼吸を整え、抗議しようとした。

 だけど言葉にならなかった。

 光を放つエリィは、顔を真っ青を通り越して白くさせていたから。


 段々光は萎んで消えていく。

 私はそっと手を伸ばした。


「大丈夫、エリィ」

「ペネロペ……」


 泣き虫な彼が、目にいっぱいの涙を浮かべる。

 私は思わずエリィの手を握った。


「秘密の場所に行こう」


 夜に出かけては駄目だと強く言い聞かされていた。

 私もエリィも言いつけを守るくらいには大人に従順だ。だけど今エリィの話を聞けるのは、私しかいないと思った。


 お母さんとお父さんが来る前に、私たちは家を飛び出す。


 二人で見つけた、森の中にある開けた場所。

 何十にも年輪が刻まれた切り株に、腰を下ろす。

 私に手を引かれ歩きながら、その間ずっと泣いていたエリィは、私が宥めて背をさすってからようやく話し始めた。


 この世界には、魔王がいるらしい。というよりも、最近現れたらしい。

 魔王は魔力の塊で、実体を持たない。そして実体の持たない魔王を"斬る"ことは出来ない。

 だから女神様は言った。魔王に実体を持たせる必要があると。


「そっ、それで……っ、ヒグッ、僕の体は、魔力を受け取る器は大きいけど持ってる魔力はちっぽけだから、丁度いいって」


 バカな私は、何度もエリィの言葉を反芻した。

 理解した時には、呼吸すらままならなくなった。


「なにそれっ、エリィに死ねって言ったの、女神様」


 エリィに魔王と同化して欲しいと、女神様は魔王を吸収する呪文を言い残して消えていったらしい。

 魔王を斬ることの出来る人物は既にいるから、それは心配しなくて良いと言ってから。 


「おかしいよ。どうして、エリィが死ななくちゃいけないの……っ」


 泣き虫な幼馴染は、ただ生きていただけなのに。

 女神様は、百人が助かる為なら、一人くらい死ぬのはしょうがないという考えの持ち主だった。

 なんて酷いのだろう。私には女神様と魔王の違いが分からない。


 肩を震わせる私を、エリィがそっと抱きしめる。


「ありがとう、ペネロペ」

「エリィ、女神様の天啓なんて、無視しちゃおうよ」


 私が訴えれば、エリィは私の顔をまじまじと見た。


「駄目だよ、ペネロペ。僕がちゃんと出来れば、僕が死ぬだけで済むんだ。僕は、ペネロペに、死んで欲しくない」

「私だってエリィに死んで欲しくないよっ」


 唇を震わせ言葉を絞り出す。

 エリィの顔が悲痛に歪んだ。ボロリと水色の瞳から涙が零れ落ちる。


「……ペネロペ」

「うん」

「僕、死にたくないよぉ……っ」

「うん、うん」


 背中を今度は私がさする。


「今日のことは、私たちだけの秘密にしよう」


 涙で顔をべしべしょに濡らしたエリィは、安堵したように笑った。


 家に帰ってきた私たちはこっぴどく叱られた。

 だけどお母さんとお父さんもなにかを感じ取っていたのか、どうして出かけたかは聞かれなかった。



「――そして、僕たちが十八歳の時、魔王が村に現れた」


 私の言葉をエリィは引き継いだ。

 あれは私たちが結婚して、ルークが生まれてすぐくらいの時だった。

 エリィはたまに思い詰めた顔をするけど、それでも毎日が幸せだった。


 お母さんとお父さん、エリィとルークで住まう家には、いつだって笑いが絶えなかったから。

 エリィが私の誕生日にくれたリボンで髪を結び、不器用だけど精一杯私は家事を頑張った。

 毎日懲りずにやれば、エリィから「すっごく美味しい」という言葉を引き出せる程に上達した。

 

 本当に、毎日が幸せで、それ以上を望むことはなかった。


「次の日はペネロペの、誕生日だった。僕は王都の店に村で作ったモノを売りに行ってて、ペネロペとルーク、ペネロペのお母さんとお父さんが待つ家に早く帰ろうとした」


 私に似合うと髪飾りを携えながら、エリィは足取り軽やかに帰ってきていた。

 そして村の入り口で、エリィは違和感に気づいた。


 いつもは農作業を営んでいる筈の村人が何処にもいないのだ。

 心臓が忙しなく鳴る。耳が痛いくらいで、冷や汗がどっと吹き出た。

 エリィは走った。そして道すがらで見つけた。

 今朝自分を見送った村人の胴と頭が、分かたれた姿を。

 叫んだ。

 その声に反応する人はいない。

 彼は何度も転びかけながら、私の住む家を目指した。


『ねえエリィ、なに食べたい』

『もう、せっかくのペネロペの誕生日なんだから、ペネロペの食べたいものにしなよ』

『だって私、エリィの笑顔が一番好きだもの』


 そんな言葉を交わした。

 ――最後の会話だった。


 扉を開けて一番最初に目に入ったのは、玄関で血に埋もれているお父さんだった。包丁を力の抜けた手で持っていたお父さんは、息を引き取って尚強張った顔をしていた。

 エリィはもう意味のある言葉を発することは出来ず、家の奥へと進む。

 そこにはお父さんと同じように血の中に倒れるお母さんがいた。お母さんに頭を抱き込まれ、血まみれとなった私がいた。


「そして、二人の隣には、魔王がいたんだ」


 魔王はルークを持ち上げていた。

 ルークは泣き声も上げず、ダランとしている。

 彼の目の前が真っ赤に染まる。


 魔王はエリィを認識すると、煙のような体に浮かぶ口を愉悦に歪めた。


『残念だったなあ、奥さんも子供も、村の奴らも、みーんな俺が殺しちゃったよ。ま、お前みたいなのが一人増えても、なんも出来ねえと思うけどなあ』


 何故、この村を襲ったのかとエリィは問うた。

 魔王はルークをバシバシと叩き答える。


『こいつ、魔力がたんまりあるだろ。こいつに寄生すれば、今より強くなれる。煙じゃなくなるのは不便だけど、魔力の多さには敵わない。意識は、あっても鬱陶しいだけだから殺したけどなあ』


 ルークには才能があると、よく二人で話した。王都にある魔法学校に通わせてあげたいね、とも。

 

『あ、あぁ……っ』

『あーっひゃひゃひゃ。気がおかしくなっちまったかあ。そりゃそうだよなあ』


 魔王はエリィを嘲笑った。自分よりもちっぽけな存在であるエリィを。

 そうやって見下していたから、エリィが唱えた呪文に、効力が現れるまで気づかなかった。


『……なっ。おい、やめろお。俺の意識を、侵食しようとするなあっ。おい、やめろ、ぉ……っ』


 こうして魔王としての人格はなくなり、魔王としての脅威だけを残したエリィが残った。

 私の死体を大粒の涙で濡らしたエリィは、村の人の死体を一つずつ丁寧に埋葬した。


 そして二年後。女神の天啓により現れた勇者に、エリィは討たれた。




「ごめん。僕がもっと、早くに覚悟を決めていたら。そしたら、皆を死なせずに、済んだのにっ」

 

 私は死んでもバカだから、ルークをあやしながら、エリィの話を少しずつ整理する。

 なにを言えば良いのかな、そう悩んだ末に、とりあえず言わなくてはいけないことから言うことにした。


「そういえばね、皆、薄々気づいてたよ。エリィが女神様からの天啓を受けたこと」

「えっ」

「でも皆、なにも聞かなかった。代わりに、なにがあっても受け入れる覚悟を、したんだって」


 幽霊になった私が皆に頭を下げれば、上げるよう促された。

 皆笑っていた。悪いのはエリィでも私でもないと、頭を撫でてくれた。


「それにね、皆言ってたの『じゃあエリィは、この世界を救う勇者だね』って」

「……僕は、勇者なんかじゃ」


 私は首を横に振る。


「エリィは世界一かっこいい勇者で、私の大切な旦那様だよ」


 私が笑えば、ルークもはにかんだ。


「あーう」


 言葉を失ったエリィに、ルークが手を伸ばす。

 私が傍に寄せると、ルークはエリィに抱きついた。

 昔、エリィはルークをよく持ち上げて笑っていた。今もそれをねだっているのだろう。


 知らず知らずの内に、また涙が溢れた。


「ほら、ね。ルークも、今も貴方が大好きなままだよ。誰も、貴方を恨んでないの」


 エリィの目にも、涙がボロボロと伝っている。


「だから、一緒に行こう」

「……っ、あり、がとう。ありがとう」


 泣くエリィの額に、私は自分のをコツンと優しくぶつける。


「ねえ、エリィ。皆に出会って、それから生まれ直しても、ずっと私と一緒にいてね。何度生まれ変わっても、私結婚するなら、エリィが良いの」


 至近距離で見つめたエリィは、涙で滲んでよく見えない。


「どうか私と、また結婚してください」

「――君が僕を望んでくれるなら、喜んで。ペネロペ。僕の光。世界で一等大切な人。愛してる」


 気づけば、エリィは私とルークを抱きしめていた。


 お互いを支え合う。

 私たちは幼い日のように、肩を並べてゆっくりと歩き出した。


 透明な空に、一筋の金粉が舞った。


◇◇◇


 朝を告げる鐘が鳴る。

 

 起きた人々は、昇りだした日に向かって手を組み祈る。

 この世界を救ってくれた勇者に、今日も感謝を捧げる為に。

 

《貴方がたとえ、勇者と呼ばれなくても》終わり


ここまでお付き合いいただきありがとうございます

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