表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
逃げた神々と迎撃魔王 第一部 〜 集う冒険者たち 〜【完結済】  作者: モモル24号
レーナ編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

54/356

雷撃の恋?

 ガウツの住む山小屋はちょっとした砦のようになっていた。二人で住むにしては大きく、水路まで引かれていた。サンドラの話しでは、この塀まである山小屋の砦をガウツ一人で築いたというから驚きだ。


 ニルト達は丸太と岩で固められた門から中へと入ってゆく。二人はちょうど山小屋の中にいて、ガウツは狩りに使う道具の手入れをしていた。


 顔見知りのウロドの顔を見ると、一瞬表情を明るくする。元々あまり喋らない同士のせいか、二人の会話? はそれだけだった。


 ニルトは噂の娘を探してキョロキョロと辺りを見回す。水場近くで洗濯をする幼い女の子がいた。

 レーナがニルトの気配に気がつき振り返る。


 ニルトはレーナを見て、その場で固まってしまい動けなくなってしまった。

 五歳の子供に一目惚れしてしまったなどと言い出せず、ニルトの挙動がおかしくなった。


 伝説の男が近くにいたおかげで周りの仲間達は誤解した。


 それからというもの、ニルトは暇さえあれば、ガウツの山小屋へと向かうようになる。レーナを掴まえては無駄なおしゃべりをしてからかう。

 うざがりながらも、レーナもニルトに会うのを楽しみにしてくれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バナー用
 推理ジャンルも投稿しています。応援よろしくお願いいたします。↓  料理に込められたメッセージとは
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ