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逃げた神々と迎撃魔王 第一部 〜 集う冒険者たち 〜【完結済】  作者: モモル24号
ガウツ編

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はじめて奢ってみた

 トールドの砦町の商業ギルド及び冒険者ギルドは、てんやわんやの大騒ぎになっていた。


 大型の魔物による巡回兵宿舎崩壊に始まり、盗賊団の横行、商業ギルドのギルドマスターの娘の誘拐と立て続けに起こる災難に街の人々はトールドが滅ぶのではないかと思った程だ。


 トールドの砦町は都市国家に成りかけている準備段階に入った街だ。

 人口の締める割合が若い者が多く、大半が商人だ。


 商業ギルド、職人ギルドがそれぞれ独立して存在している。街を興した冒険者ギルドも、ギルドマスターが各ギルドをまとめる評議会の会長についた所だ。

 砦町では新たなギルドマスターが後任について、冒険者ギルドを率いていた。


 近隣の街への巡回を担い、街道を少しずつ整備して物流の基盤を作るのも、いずれ各街を傘下におさめて国家に組み込むための布石になる。


 帝国の貴族の支援もあって急速に発展したせいか、街の発展に人の育成が追いついておらず、あちらこちらで歪みが発生しているようだった。


「それでも酒のうまさと飯のうまさは変わらないがな」


 食事がてら入った居酒屋で、トールドの冒険者から情報を聞き出していた。酒が入った陽気そうな男がいたので、一杯奢ると楽しそうに知っている事を話してくれた。


「帝国の中央貴族共には気をつけろよ。ウチの大将は聞く耳なくしちまったから、今更痛い目にあってやがるんだぜ」


 冒険者の男は、言葉を濁して現状を憂いた。一部の人間にとって都合の良い事件が連続で起きている。


 誰が犯人かなんて、問う必要ないくらい丸分かりな内容だ。確かに注意しないとキールスのギルドごと巻き込まれかねない。

 俺は忠告に感謝し、冒険者の男と別れた。

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