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逃げた神々と迎撃魔王 〜 集う冒険者たち 〜【完結済】  作者: モモル24号
レガト編

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レガトの感想

『魔王紋』についてわかるのは魔王っていう存在が酷いやつとか怖いやつじゃなくて、魔力をもつもの、くらいの認識でいいと僕は思う。


 母さんは紋様を隠して二つ持つけれど、当人は怖いというか天然でドジっ娘で不器用さが目立つ。

 魔法は凄いし悪い輩には容赦ない。

でも愛らしいし、とても綺麗な人だと思う。


 亡くなった父さんは母さんが五歳の時にすでに惚れたって聞くけど、魔法が凄いとか、自分より強いとか、そういうの全然気にしなかったみたいだ。


 パーティーに加わって少しカッコつけようと頑張ってたみたいだけど、残念ながら母さんは鈍いから伝わってなかったよ。

 プロポーズだけでも伝わったのは、母さんも父さんの事を気にかけていたからだろうね。


 僕も大人しくていい子と認識されていた。

 いや結構いたずらしてたんだけど、

母さんには通じていなかっただけだ。

 母さんには無意識に自動防衛機能みたいな魔法が働くので、意識している時より実は厄介になる。


 僕は山小屋に移ってからは生きるのに必要な身体能力を磨くのと、魔法の制御を学んでいた。


 時々サンドラおばさんやヒルテが差し入れを持って来てくれる。

 サラスナからもレミールおばさんも食料を運び入れてくれた。言わないけどみんな母さんの腕前をよく知ってるんだね。


 ラズク村ではなんか村人達がよくもめていた。

 あの人達は不満あるようだけれど、唯一来てくれていた行商人を自ら追い払ってどうするつもりなんだろうか。


 母さんを優遇しようがしまいが、商人の方の問題なのに全て母さんのせいにしようとする。

 父さん達もただ同然で扱き使っていたとか聞いてあまり関わりたくなかった。

 別にこの村出身でも恩義があるわけじゃないのに。

 その父さん達の事を悪く言っていたやつらは僕も許せない。


 あいつらは母さんも思い入れのある山小屋を灰にした。

 母さんは僕に見せないようにしていたけど、村人が山賊になって利用しても嫌だから仕方ないよ。

 それに父さんの悪口言ってたやつらだったからね。


 あいつらの仲間には逃げ足の早いと言われていたおっちゃんがいた。

 元は母さんと同じ銀級冒険者だったらさしいけど、なんか母さんの話しを聞く前に逃げ出した。


 バンシーが怖かったのかな?

 バンシーに生命力を乗っ取られているようなものだから、悲しみを克服してもバンシーが消滅した時に生命を失うんだよね。





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