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たびびと  作者: マグロ頭
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五話 つきのさかな

 塾から帰り、玄関の前で一メートルはあろうかという巨大な一匹の白い魚がびちびちとはね回っているのを見たぼくは、世の中にはよくよく不思議なことがあるんだなあと、ぼんやり思った。

 門の前に立ち尽くしていると、疲れた脳みそが、今日塾で信二がしてくれたちょっと怖くて変な噂話思い出してくれた。一日に二回か。結構不思議なことに遭遇したもんだなと思った。でも、まあ、そんな日があってもいいのかもしれない。小学校と塾と家とを回るだけの毎日には、そんなちょっとした不思議があったほうが少し楽しくなるような気がした。

 魚を跨いで、玄関を開ける。

「ただいまー」

「お、おお、おおお! ……お、おかえりー」

 なにやら奇声を上げて姉ちゃんが勢いよくリビングから顔を出した。にっと笑ってぼくを迎えてくれる。急に真剣な顔になると、姉ちゃんはまたすぐに顔を引っ込めてしまった。

 おやっと思った。どうしたんだろう。

「ちょ、ちょっと待っといてねー。すぐ夕飯出来るから」

「あれ、今日って兄さんが晩御飯の当番じゃなかったっけ?」

 玄関の戸を閉めて、靴を脱いでいた背中越しに聞こえてきた言葉にぼくは尋ねる。両親が早くに死んじゃったぼくの家では、夕食は日によって作る当番が決まっているのだ。……それを最初に言い出したのが兄さんだったと言うのに。ぼくは廊下に上がると、リビングへと向かった。

「んんー。そうなんだけどねー。なんかさ、兄さんいきなり仕事が入っちゃったらしくてさ、どうしても抜けられないんだって」

「電話?」

「うん。さっきかけてきたんだ。出来るだけすぐ終われるように頑張ってみるって言ってたけど、夕食はちょっと遅れるだろうって」

 廊下からリビングを覗いてそう聞いたぼくに、姉ちゃんは包丁片手に振り返った。

「でもさ、仕方ないよ。大人なんだもん。仕事頑張ってもらわなくちゃね」

 そうして、またまな板に向かう姉ちゃんの背中をぼくはじっと見た。かっこいいな、と悔しいけど思ってしまった。やっぱりぼくはまだ小学生で、姉ちゃんはもう高校生なんだって、誰かに馬鹿にされたような気がした。

 リビングからランドセルを部屋に置きに行く。すぐに戻ってきて、姉ちゃんの隣に割り込んでやった。

「ね、ぼく何すればいい?」

「んー。じゃあ鍋見といて。あく出てくると思うから掬っといてよ」

「ラジャー」

 敬礼をして、コンロの前に立つ。にんじんやらごぼうやらじゃがいもやら肉やら、何だかいろいろ入った鍋の中で、お湯がふつふつと沸き始めていた。

「今日豚汁?」

「お、鋭いねえ。当たりだよ。具沢山の豚汁ですよ。あとは、サラダと――」姉ちゃんはまな板の上を指差した。「――これ」

「魚?」

「うん。鮭のバターステーキ」

「珍しいね。なんかあったの?」

 そう言うと、姉ちゃんは鼻を掻いて照れくさそうに呟いた。

「ないしょ」

 ……新しい彼氏かな。ぼくは直感的にそう推理した。

 昨日までずるずるずるずる一週間前に別れた恋人のことで落ち込んでいたっていうのに、お早い回復でなによりだよ。そう呆れつつも口には出さず、ぼくは鍋に視線を戻す。ごぽごぽと泡が沸き立っていた。

 棚から取り出したお玉であくを丁寧に掬い取りながら、ふと思い出してぼくは姉ちゃんに聞いてみた。

「ねえ、姉ちゃん今日不思議なことなかった?」

「不思議なこと? なんでそんなこと聞くのさ」

 姉ちゃんは思ったよりもよく食いついてきた。でも、あの魚のことは口にしない。もしかして見えたないのだろうか。そう思い、ぼくは言葉を続けた。

「んー、あのね、今日ちょっと怖い話聞いたんだよ。噂話なんだけどさ、なんか小学校の資料室で男の子が靴だけ残していきなり消えちゃったって話なんだ」

「ああ、それかあ」

「なにさ、ため息なんかついちゃって。もしかして知ってるの?」

「ん、まあね。女子高生の情報網は結構すごいんだよ?」

 フライパンにバターを溶かしながらそう姉ちゃん言った。バターの焦げる匂いがじんわりとぼくたちの周りに広がっていく。おいしい空気を加速させるかのように、姉ちゃんはフライパンに鮭の切り身を並ばせた。

「でも、それって噂話じゃないみたいだよー」

 弾けるバターの音の間を縫って、姉ちゃんがそう言った。

「噂話じゃない?」

「うん。実際にあったらしい。なんでもその学校にはある怪談があってね、カタスミの住人っていう怪談なんだけどさ、その話をいきなり現れた見ず知らずの子に聞かされると、その子に引き擦り込まれちゃうんだってさ」

「引き摺り込まれちゃうって、一体どこに」

「さあ」

「知らないの?」

「だって知ってたら引きずり込まれちゃうじゃん」

 そう言って姉ちゃんは並んだ三つの切り身を綺麗に裏返した。狐色の焦げ目が空っぽのお腹を刺激する。ぼくは一応分かったような返事だけして、また鍋に目を向けた。あくとの戦いはもうほとんど終わりに近づいていた。

「姉ちゃん、あく、取れたよ」

「おお。じゃあ味噌溶かしといて」

「どれくらい?」

「んー。目分量」

 コンロの下の棚の中から味噌の入ったパックを取り出していたぼくは、鮭を皿に取り出しフライパンでソースを作り始めた姉ちゃんの方を振り返った。

「……いつもそんな適当なの?」

「適当って、普通でしょ。お玉で掬って溶かしちゃえばいいんだよ。あ、でも入れすぎないでね」

「……だから姉ちゃんの味噌汁は時々味が変わるんだ」

「へ、なに。なんか言った?」

 嫌味だよ。そう、きょとんとした表情で見つめてきた姉ちゃんに心の中で呟いた。ぼくは、こういう大雑把なところが姉ちゃんの最大の欠点なんだと思う。見た目も性格も結構いいと思う姉ちゃんがことごとく恋愛で失敗するのは、全部その大雑把のせいなんだ。前回の失恋の経緯を毎日のように聞き続けなければならなかったぼくにはもう分かっていた。

 ため息が出そうになるのをぐっと堪えて、ぼくはとにかく豚汁を仕上げることにした。計量スプーンでしっかり味噌の量を計る。

「病的に几帳面だねえ、あんた」

 溶かして味を確かめた。うん。やっぱりいい出来だ。

「姉ちゃん、もう豚汁お椀に盛ってもいいかな?」

「ん。いいよ。こっちも出来たし。て言うか、あんたあたしのこと無視しなかった?」

「気のせいだよ」

 そう言って、ぼくは二人分の汁椀に豚汁を準備する。テーブルに運んで、次はご飯を準備しようと思った。キッチンの奥、ランプが消えたままの炊飯器を見て、ぼくはぴたりと立ち止まってしまった。

「よし。サラダもあるし、鮭も出来たし、後はご飯っと……ん、どうしたの?」

「姉ちゃん、ご飯炊いた?」

「え? 炊いたよ。帰ってきて、洗って、ちゃんとスイッチ入れて……」

 ぼくの隣に立った姉ちゃんの言葉が止まった。

「うそ……ちゃんと入れといたはずなのに……」

 ぼくたちは電源の入っていない炊飯器を前にした立ち尽くすしかなかった。

「ただいまー」

 玄関の方から声が聞こえてきた。時計を見ると、短針が八を指していた。どうやら兄さんが帰ってきたらしい。ぼくと姉ちゃんは玄関の方を振り返ると、互いに見つめ合いため息をついて、沈んだ足取りで玄関を覗きに行った。

 歩きながらぼくは少しおかしいと思った。ぼくとねえちゃんは一体どれだけの時間あそこで立っていたのだろうか。ほんの一瞬のように感じたのだけれど、考えてみると一時間近くぼくたちは立ち尽くしていたみたいだった。

 記憶が消えている?

 思いながら玄関を覗くと、ちょうど兄さんが入ってきたところだった。ぼくたちを見ると、兄さんはすまなそうに微笑んだ。

「梓、明史、ごめんな今日は。いきなり課長に書類渡されちゃってさ。いや、課長も分かってくれてるんだよ、俺の家がどんな日常を送っているのか。だから今までいろいろ良くしてくれたんだ。でも、今回だけはどうしてもってことだったからさ。俺も日ごろの恩があるし、いろいろと……その……ごめん。いいわけだな。ほんとに悪かったよ。だからそんなに暗い顔しないでくれよ」

 玄関の扉を開けたまま、そうぼくたちに謝った兄さんの声がしなくなると、玄関には気まずい流れ出した。そんな中、兄さんの後ろの暗闇の中で、玄関ではねていたあの白い魚がゆっくりと宙に浮かび始めていた。その濁った目玉に、ぼくの心臓がどきりとはねたような気がした。

 隣で、姉ちゃんが少し慌ててしゃべりだした。

「兄さん、あたしたちそんなこと気にしてないよ。ただ……」

「ただ?」

 続いた沈黙を破った姉ちゃんに、兄さんはここぞとばかりに必死に食いついた。その様子がちょっぴり可笑しい。ぼくは姉ちゃんの言葉を続けた。

「心配しすぎだよ、兄さん。ぼくたち、ほんとにそんなことは気にしてないって。ただ、ただね、ちょっと悲しいことがあってさ」

「悲しいこと?」

「……あたし、炊飯器のスイッチ入れ忘れてたみたいで、折角の夕食なのにご飯がなくなっちゃったんだ」

 そう頭を掻きながらすまなそうに姉ちゃんが言う。兄さんはしばらく呆然とすると、二、三回瞬きを繰り返した。

「入れ忘れた?」

 兄さんが聞き返す。その背後で魚が膝の辺りまで浮かび始めていた。姉ちゃんがうろたえる気配がする。ぼくは兄さんと同じように姉ちゃんの方を向いた。

「じ、実は……たぶんなんだけどね、その、あたし、コンセント足に引っ掛けて抜いちゃってたんじゃないのかなあ、って」

「そんな、気が付くだろ、すぐにさ」

「あ、あんたが急に帰ってきたから驚いちゃったんだよ」

 そう言った姉さんに、ぼくは少しだけ違和感を覚えた。

「なんだあ。そんなことかあ。よかったあ」

 横から大きく息をついた力を抜いた兄さんがそう言った。再び顔を上げるとぼくらを励ますように力強い笑顔を浮かべてくれた。

「気にしないでくれ。お前たち、ご飯他の作っててくれたんだろ? それだけで十分だよ。さ、ご飯だ、ご飯。見ればお前らも食べてないっぽいじゃないか。な、食べよう。俺の分、準備しといてくれ」

 そういってぼくたち振り返らせると、兄さんは優しく背中を押してくれた。と、すぐに背後でばたんと玄関の戸が閉まる音がした。驚いて振り向いてしまったぼくらに、兄さんは手を合わせた。姉ちゃんを見る。ごめんね、とその唇が小さく言ったような気がした。姉ちゃんが歩き出す。仕方ないじゃない、と震える声が聞こえたような気がした。

 ぼくと姉ちゃんはリビングに戻ると、兄さんの夕食を準備した。といっても、出来上がっていたものを並べるだけだったから、とくにすることはなかった。そこへ、スーツのネクタイを緩ませながら兄さんがやってくる。

「お、美味そうだなあ」

 後ろに、あの白い魚が浮いていた。

 兄さんが席に座る。三人で手を合わせる。なぜか食卓に緊張感が漂っていた。

 ぼくは視界の端を泳ぐ魚に意識を注いでいた。なんだあいつは。今になって思いは始めた。不思議なんてもんじゃない。魚はもう異常になりつつあった。

 魚そんなぼくの思いも知らず、キッチンの方へとふわりふわりと宙を泳いでいく。奥に消えると、キッチンは淡い光を放ち始めた。

「こ、この鮭美味いなあ。うん。豚汁もうまいよ。ほんと、二人ともありがとな」

 急にそう笑ってくれた兄さんに、ぼくは視線を向ける。青ざめた表情で兄さんは笑っていた。何かに緊張している。もしかして兄さんは魚が見えているのだろうか。

 いきなり、炊飯器が炊き上がりを告げた。突然のことにびっくりして、ぼくたちは三人とも振り返ってしまった。白い魚が浮かびながら、ぼくたちの方を向いていた。

「え、もしかして、炊けたの?」

 姉さんがポツリとこぼす。

「炊けたっぽいな」

 兄さんがそれに相槌をついた。

 ぼくは立ち上がって、ゆっくりと炊飯器の方へ向かう。魚はゆらゆらと、ぼくになんか気にもくれずに漂っていた。

「すごい……炊けてるよ」

 蓋を開いて、ぼくは驚きの声を上げた。立ち昇る蒸気と優しい香り。ぼくは三人分のご飯茶碗に炊けたご飯を盛ると兄さんと姉ちゃんのとこまで持っていった。

 ごくりと、ぼくたちは見合って喉を鳴らす。そしてシンクの上で未だ微動だにせず動かない白い魚を見た。魚はのんきにも口をぱくぱくと開閉させていやがった。

「な、なあ姉ちゃん。あの魚なんなのさ。帰ってきたとき玄関ではねてたけどさ」

「なんだよ、明史もあいつのこと見えてたのか。二人とも無視してるから俺だけ見えてるもんだと思って黙ってたんだよ」

「ええ、あんたも兄さんも見えてたの? その、今日家に帰ったらいきなり玄関に浮かんでてね、びっくりしたから叩いっちゃったの。そしたら地面に落ちて、普通の魚みたいに跳ねたから、気味悪くて、そのまま家の中に逃げちゃった。二人とも何も言わないから、てっきりあたしだけ見えてるのかと思ってたんだけど」

 ぼくたちの間に重い沈黙が這い上がってくる。もう一度、三人で魚を見た。魚はゆっくりと家の中を泳ぎ始めていた。ぼくたちはその優雅な姿をじっと見守った。

「戸、閉めようと思ったら、もう体の半分ぐらい家の中に入ってきててさ、慌てて閉めたんだけど、ダメだったんだ」

「兄さん、だからあんなに強く戸閉めたんだ。てっきり姉ちゃんに怒ってたのかと思った」

「あたしも……」

「馬鹿だなあ。んなわけないだろ」

 そう言って、今度こそ綺麗に兄さんは笑った。連られて笑顔になったぼくと姉ちゃんの胸の楔がようやく千切れてくれた。

「よかった。あたし、兄さんのこと怒らしちゃったかと思って……」

「ご飯だけで怒るなんて、お前俺のことなんだと思ってんだよ」

「ブラックホールかなんかじゃないの」

 そう、ぼくがいった一言で、姉ちゃんも兄さんも声を出して笑ってくれた。穏やかな空気が、束の間ぼくたちを包んでくれた。

「で、このご飯は食べても大丈夫なんだろうか? あいつが何か関わっているんだろ?」

 一通り笑った後、表情を変えて兄さんがひっそりと声を出す。ちらりと泳ぐ魚を睨んだ。ぼくは目の前のお椀一杯に盛られたご飯をじっくり見てみた。別段、何か変なところがあるわけではない。匂いも、いつものご飯とさして変わってないような気がする。むしろ、いつもよりもいい匂いがしているような気がした。

 箸を持ち、ご飯を持ち上げてみる。

「ちょっと、あんたなにやってんの」

 姉ちゃんがぼくを睨んだ。

「……食べてみる」

「止めときなさいって。何があるか分かんないんだよ」

「でも、食べてみないと何が起こるか分かんないよ」

「起きてからでは遅いこともある」

 ずっと魚を睨んでいた兄さんも口を挟んできた。二人に睨まれて、ぼくは仕方なく箸を置いた。

「おいしそうなのになあ……」

 そう呟いたぼくを見る二人の表情が一気に変わった。

「食べちゃ!」

「やめろ!」

 その瞳がぼくの背後を見ているような気がして、振り返って。

 ぼくの瞳は光を失った。




 後から聞いた話だけれど、あの時、ぼくの後ろに泳いできていた魚は、その体からは考えられないほどに口を大きく開けて、ぼくを頭から一気に飲み込もうとしたらしい。事実、ぼくの目の前は真っ暗になってしまったのだから、少なくともぼくは頭を丸々飲み込まれてしまっていたのだろう。

 そんなぼくを姉ちゃんと兄さんが必死になって助けようとしてくれていた。あの時一瞬で気を失ってしまったぼくには、よく分からないけれど。

 あの魚が一体なんだったのか、どうしてぼくたちの家にやってきたのかそれは今でも分からない。二人の話のよると、ぼくを飲み込んだ後、魚は濁った目をして狂ったように尾ひれをばたつかせたという。でも、ぼくを吐き出すとまるで空気に溶けていくかのように消えていってしまったらしい。同時にご飯もなくなっていたそうだ。

 世の中には不思議なことがある。たくさんある。今度一度調べてみようかなと、ぼくは今病院のベッドの上で計画を立てている。ぼくの目の前にあの変な魚が現れたように、もしかしたらいろいろ変なことがあるのかもしれないから。

 外を見た。夜空を、飛ぶ何かの影を見たような気がした。 


ごめんなさい……。最終話だと言うのに、このような作品になってしまい恥ずかしいやら情けないやらで一杯です。始めはコメディっぽくしたかったんですが……見事よく分からない話になってしまいました。なんだかこの文章にこてんぱんに打ちのめされた気分です。悔しい……。

そんな五話だったんですが、これで私の『ムーンチャイルド』企画の作品は完結と言うことにしたいと思います。終わり方が美しくないですが、それはご愛嬌と言うことでお願いします。

ここまで読んでくださり今はただ感謝の気持ちで一杯です。どうもありがとうございました。いろんな気持ちで一杯ですね。

『ムーンチャイルド』企画、他の作者さんの作品はどれも素敵なお話なので、ぜひ読んでくださいね。


それでは。

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