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異世界とポイントと霞…?

2話でーす

目が覚めるとそこは薄暗いところだった。

自分の体はギリギリ視認できる。


「ここはあの世か?」

なんとなく思ったことを口に出す。


「起きて早々なにいってるの」


独り言に対してまさかの返事が返ってきた。

このことにひどく驚いたがそれよりも驚いたのは…


「か、霞…?」

そうそれは俺が好きだった女の子の声とまったく同じだったのだ。

一週間ぶりにその声を聞き懐かしくなって目頭が熱くなる。


「俺…俺は…お前に会うために」

涙ぐみながら必死に言葉を紡いでいく。


「はぁ?カスミ?誰よそれ」


霞の声をした女から放たれた言葉は俺を絶句させるには十分だった。


そしてそれから15分お互いの存在を確認しあった。


霞の声を持ってる少女はヘイジーというらしい。


とある国に住んでいてまぁまぁ身分はいいそうだ。

目が慣れてきて徐々に彼女の姿が見えてくると確かに纏っている服は高価そうなものだった。

しかし顔を見てからさらに俺を困惑させたのがその容姿だ。


完全に霞である。

しかし今は変なことを言って警戒されるのは避けたいので口には出していない。

ヘイジーは国の外が見たくて国を出たのはいいがその後魔物に襲われて姿を隠すために今俺たちのいる所に入り込んだらしい。

ここは洞窟になっているそうな。

しかしぱっと見なんな武装もしてないのだがそれでよく冒険なんかするなとゲーマーである俺は思い聞いた。


「これは魔法職の人がきるローブよ」

あーね。

魔法か、魔法…魔法!?!?

魔法と魔物…変なドレス…聞いたことのない国名。これらから連想できるのは異世界という単語のみだった。

脳が許容量を越してしまい理解が遅れたのか。


「魔法ってどうやって打つの?」


「はぁ?そんなのスキル欄に書いてるでしょそもそも人によって持ってる魔法が違うからわからないわよ。」


スキル欄…どこだよ…


「もしかして倒れてたけど記憶障害?スキル欄なら念じたら出てくるでしょ」


念じる…適当にスキルを見せてくれと念じたら本当に出てきた。


「スキル欄は自分が許可した人にしか見えないから」


これはすごい。


えーと、俺のスキルは…

ない、書いてない

あーこれアレだ、最弱スタート系だ。

「もしかしてスキルないの?ポイントも?」


「ポイント?」


「あるでしょスキルポイント欄が」


あぁあった



!?!?!?

スキルポイント300…?

これは多分多いのだろう

なぜかというと習得できるスキルの使用ポイントは初級と書かれているスキルは1から2ポイント

中級なら5ポイントほど

上級は15ポイントくらいだからだ。


「あの300ポイントあるんですけど…」


………


「はぁ!?!?」

どうやら最強系っぽいですね

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