Eternally
豊穣の大地 この足で踏みしめる歓び
鮮やかに咲き誇る大輪の花
胸いっぱいに広がる 瑞々しく芽吹いた新緑の匂い
歌姫は 地平線へ高らかに響かせる
ありふれた今日
迎えられることの奇跡
巡り続ける不変の暁霞
幸福と希望を胸に 祈るように唄う
たとえ僅かでも 幸せが降り注ぐように
生命の息吹 輝き溢れる大海を目指す
湧水から生まれる川のせせらぎ
ナイアドの祝福 歌声に乗せて
どこまでも続く水平線に 愛を紡ごう
人の世は夢のごとく
遥か彼方
淡く消えゆく泡沫の光景
常の世に 彩り豊かに繰り返されながら
灼熱のごとき情熱は 蒼穹に満ち満ちるだろう
迷い、歩みを止める事のないように
たとえ不安、悲しみに苛まれたとしても
私は届け続けよう
この声が枯れ 命潰えても
世界の果てで ずっと…。
たくさんの苦しさの後にやってきた日常。
全てが戻ったわけではないけれど、ありきたりな毎日が送れることが、どれほど幸せなことなのか。
ただ居てくれるだけで、救われる存在。
会うことができなかったからこそ、気づけた大切な人。
そんな想いが届きますように。