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第13話 四日目・ダンジョン戦

 四日目。今日はダンジョン〈地下・不死鳥フェニックスの残虐〉に挑む日だ。先程オオシマからケセンヌマへ船を使って帰ってきたが、来るときとは熱気が違う。やはりダンジョンという響きは青年を興奮させるようだ。

 基本的にダンジョンは全体の統率を取りながらグループに分かれて進んで行く。雑魚を24人で叩いてもあまり効果がないからだ。


 「戦い方は一日目話した通りで行く。準備はいいな?」

 「いつでもいけます」

 「私達の力見せてやりましょう!」


 全員が快い返事をする。セイリュウ達は第1グループだ。攻撃を防ぎながら味方に倒してもらうのが基本的な戦い方である。第2グループは第1グループのカバーや第3、第4の空いた穴を塞ぐ役割がある。第3、第4グループは攻撃役だ。分かれて行動するときは攻撃される前に叩く、一緒に行動するときは攻撃を防いでもらっているところを打つのが基本的だ。

 今回はこの全部のグループの統率はコウゾウさんがやってくれる。そのため完全に知らない人もいるが何とかなりそうである。

 

 「では…攻略開始!」


 コウゾウさんの声が響く。その瞬間大勢が洞窟の中のダンジョンに入っていく。セイリュウたちが一番先に入っていく。今回セイリュウは第1グループということもあり、クシナダを剣に変えて近接担当をすることになった。これによりイオ、グリス、ゴルド、セイリュウの四人が前衛、カノンが回復、クロトが遠距離からサポートという近距離最優先のグループが出来上がった。


 「右前方に敵!スケルトン3体」


 第2グループの者が叫ぶ。それに反応したイオとセイリュウが武器を構える。見たところそれ以外いない。ならば詰めて先に倒す、その意見を共有してゴルドとグリスにも伝えていく。


 「じゃあいくよ。3…2…1…突撃」


 イオの声が皆の耳に届いた瞬間、彼らは走り出した。ゴルドとグリスが足止めさせている間にイオの漆黒皇帝斧ブラッドエンペラーアックスとセイリュウのクシナダの両手剣を二人の後ろから飛んで振りかぶる。


 「これでも喰らえっ」


 二人の声が重なりそのままスケルトン3体を行動させずに倒した。その勢いは他のグループに俺たちっているのか?と考えさせるほどだったという。


 その後はコウゾウの的確な指示があり、大体の部屋を攻略することに成功した。しかし、本当のダンジョンはこれからだ。このダンジョンを作れるほど力を持つ存在がいる部屋…いわゆるボス部屋だ。


 「この先がこのダンジョンのボス…不死鳥フェニックスがいる場所です。では、ここにいても始まりませんし、早速行きましょう」


 落ち着いた声でコウゾウが言う。その言葉を待っていた、そんな雰囲気が漂ってくる。事前にフェニックスについて調べたのだが彼が不死鳥と呼ばれている理由は回復能力が高いのだ。他にも不死鳥(フェニックスと書かれたダンジョンはあったが彼らの家系はそれが普通らしい。しかし回復能力が高いならそれを超える攻撃力を持てばいい。いわゆる脳筋だが回復を防ぐ方法というのはまだ開発されていない。それしかないのだ。そう考えながら進む。


 「不死鳥フェニックスに気づかれました!」


 クロトが報告する。その言葉を聞き応戦体制を取り始める。イオが先陣を切った。その時初めて全体像が見えたが高さはセイリュウの3倍といったところか。しかし空中に浮いているため実際より大きく見える。これは調べたときに見つかった情報だから対応できるが新しい発見もあった。この不死鳥(フェニックスは飛行できるらしい。これでは近接攻撃を当てることが難しい。


 「クシナダ!杖にもどれ!」


 紫電クシナダに魔力をため、杖に戻させる。その状態から攻撃し、行動を少しでも遅くする。その間に全員が部屋に入ることができた。


 「さぁこっからだ!不死鳥フェニックス。俺たちの全力を受け取れ!!」


 この言葉から開戦の火蓋が切られた。

 今回も見てくださりありがとうございます。よければ☆1でもよろしいので評価やブックマーク、感想等をよろしくおねがいします。

そして一つ謝罪したいことがあります。昨日投稿できずにすいませんでした。次回もまだまだ続きますので良ければこれからもよろしくおねがいします!

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