第11話 二日目・サバイバル
「……よし、これで行こう」
イオが立てた作戦を少し改良して今後の予定と戦い方が完成した。今の時間は時計でいうと午後4時。先程は戦い方の確認をしていたが今日のこの後の時間は完全に暇だった。そのためベッドに転がりながら一人でホテルの部屋を満喫した。
「今頃フリスと先生は何をしてるんだろうな…」
一応やらなければいけないことは伝えてはいるものの、もう5日も合っていないと心配になる。ただ心配してもこの世界には遠距離連絡が手紙程度しかないので手紙を書いておいた。内容は一般的なものだ。今、イオたち3人は残って訓練場にいる。クロトとカノンは隣の部屋にいるが行っても何もすることがないし、わざわざ一人で女性の部屋に入りたくはない。
「これが終わったら次はほうれん草だな…なんで冒険者と農家の両立をしなければいけないんだよ…」
ため息を漏らしながらこの先のことを考え、予定を立てていった。まぁ暇なものは暇なので昼寝をしたが。
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翌日。今日から二日間のサバイバルが開始する。このサバイバルはしっかり生き残るのも大事だが、〈ミッション〉をこなして他のグループより上に立つことが大事だ。ここで最下位になればそのグループはダンジョンでかなり活躍しないと資格を取れない可能性が出てくる。セイリュウにとっては最下位になっても大丈夫だが、グループの足を引っ張ることはしたくない。だがら頑張ることにした。
「最初のミッションは拠点を作れか…」
「計画通り行けばいいでし。あそことかどうでし?」
「少し木を切っていけばかなりいいと思うぞ」
「俺もそこでいいと思う。早めに作っていこう」
このグループが選んだのは山の中腹で少し緩やかになっているところだ。その他は海岸沿いの砂浜、港の裏側、そしてこのグループに近いところに一個ずつだ。
「とりあえずセイリュウさんとカノンさんとクロトさんで作っていって。僕たちは寝られそうな寝具の素材を集めるから」
ここでは気仙沼から荷物を持ってくるというのは装備以外無理である。食料、水等も確保していかなくてはならない。水は近くに川があるのでそこから取っていく。幸いこの島は木材が豊富なので拠点は丸太をくっつけて内側から板を貼って作っていった。接着魔法を使えばそこまで時間がかかるものでもない。屋根を作るのは少し大変だったが。その頃ちょうどイオたちも帰ってきた。
「羊がいて良かった。これで毛布は作ることができる」
拠点は少しこだわったので遅れたが、毛布を作るまでには終わらせたのでさほど問題ではない。報告をしたが順位は3位らしい。最下位ではないので安心できる。クロトが魔法時計を作れるらしいので作ってもらったが今は11時頃。たしかにお腹が減ってきた。
「ミッションがないので飯を作ろう。報告の間僕たちがさっき川で集めておいた魚がある。セイリュウさんおねがいします」
見たところしっかり6人分の料はある。これを使ってセイリュウはご飯を作っていった。基本的にさばいて焼いてだが時間はかかるものだ。火加減は簡単じゃない。
そんな感じで料理も水も確保できたのでちゃんと確保できたため、ミッションも楽に進めていくことができた。途中結果では一位になることができた。
「では明日も頑張りましょう。では…」
そう言いゴルドが〈マジック・ライト〉を消すそれと同時にこの部屋から音が消え、彼らは明日へと睡眠した。
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