表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
拝啓、少し未来の君へ  作者: 白刃さとり
4/4

17才・背中の傷

時は、高校2年生の冬。17才になったばかりの私は修学旅行中である。

いつもよりちょっと早起きして、電車で学校に行って・・・。いつもとはちょっと違う日。心なしか、ちょっとわくわくしたりなんかして。・・・今日が泰陽の命日なのに。

あの日、パーティーの約束をした日。泰陽は車道に飛び出した私をかばってトラックに轢かれて死んだ。私もあの時は危険な状態だったけれど、泰陽が私の下敷きになったお陰で頭も打たずに生きていた。泰陽は・・・即死。

早速暗い気持ちで学校に向かった。



新幹線で向かうのは大阪駅。皆そろって寝てしまった。さっきまで先生に注意されるほどはしゃいでいた男子達も今ではすっかり夢の中。私は1人、寝れずにいた。泰陽のことを考えてしまったからであろうか。何でたいした未来も無い私を庇ったりしたのだろう。もし代われるのなら、代わってあげたい。もし過去に戻れたなら、変えてあげたい。泰陽への、せめてもの罪滅ぼしだ。泰陽が生きていたのならきっと今はニュースに出るほどの有名人になっていただろう。


また、罪悪感に押しつぶされそうになる。

更新ゆっくりすぎだ・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ