法律及び政治について
中学生くらいだっけ?三権分立について少しおさらいをしてみましょう。そんなに難しく考えないで読んで下さい。
司法・立法・行政ですね。
司法は文字通り、法を司る機関、つまりは裁判所です。ここでは、最高機関の事なので、最高裁判所の事です。その最高責任者が最高裁判官と言う事になります。
続いて立法ですが、法を立件する機関、つまりは国定会議所(国会)です。この最高責任者は、勘違いされ易いですが、国会議長になります。当然、国会には、内閣総理大臣(首相)も出席しますが、議長の方が、国会に於いては権力を有します。
最後に行政は、政治を行う機関ですので、当然、最高責任者は内閣総理大臣と言う事になります。
ここで、題名通りに法律についてなので、立法についてをより深く取り上げたいと思います。
皆さん、法律について、どれ程の理解をお持ちで、如何様にお考えでしょうか?
憲法記念日と言うのは、当然にご存知とは思いますが、何年の5月3日なのでしょうか?それは、昭和25年(1950年)なのです。それまでは、日本国における憲法は大日本帝国憲法と言うもので、現在の日本国憲法とは、全く違うものなのでした。言わば、軍国主義を前面に押し出した、共産主義国に近い憲法だったのです。今の若い方でしたら信じられないようなものだったのです。
そして、太平洋戦争敗戦を経て、当時のGHQの指導の元、現在の日本国憲法が出来上がったと言う訳です。
話しを戻しましょう。法律は、国会が開催される度に、少しづつですが、改定、改革が成されて来ました。しかし、憲法は、先ほどから述べている時から、70年近くも、全く何も変えられる事がなく来ているのです。これは先進国から見ても異常とも言える事なのです。
では、憲法と法律とは何が違うのでしょうか?
憲法とは、言わばその国の根幹を成すべき考え方を示したもので、その憲法に沿った法を成すのが法律なのです。つまりは憲法から逸れた法律を立案する事は、憲法違反に問われる事となるのです。良く、ニュースなどで言っていますよね。最高裁が憲法違反には当たらない(当たる)と判決を下しました!なんて感じで。
現在、安倍総理が成立させようと躍起になっている憲法第9条の改変が取り立たされているのが、この事なのです。もし、安倍総理の思惑通りに事が進めば、正に、歴史に残る偉業(悪行?)となる事は言うまでもありません。
しかし、私が取り上げたいのは、そんなに大それた事ではないのです。もっと身近な法律についてなのです。現在の我々が生きているこの時代の大きなと言っても良い問題です。
それは、少子高齢化、児童虐待、労働者不足、働き方改革問題、保育所不足問題、等々です。こうやって羅列すると、問題が山積されているように感じられますが、私から言わせれば、全ては、たった一つの問題だけをクリアすれば、解決する事だと思うのです。
国が繁栄するのに、私は三本の柱が必要と考えています。
平和・文化・教育、の三つです。平和であれば、そこに文化が栄え、教育に繋がる。
逆説を述べれば、教育を充実させれば、文化が栄え、文化が栄える所に、争い(戦争)は起きないのです。
それでは、教育は誰に施すのでしょうか?子供達です。
そう!子供達を第一に考えた方策を取れば、子供を産み育てた方が得と考えて、子供が増える。子供が第一なのだから、宝たる子供を虐待する大人も減る!当然の事ながら、保育施設にも税金が注ぎ込まれ、保育所不足も解消される。そして大事に育てられた子供達が、やがて大人になれば、労働者として重要な国力となり、労働改革だって成して行く事でしょう。
当然の事ながら、国を運営して行くのは国会議員達です。そうでない人は、まるで他人事でしょう!でも、私は全ての大人達に声を大にして言いたいと思います。
「子供を決して舐めてはいけない!子供こそが国の宝なのだ!子供の教育なくして国の繁栄も未来もないのだ」と!
今までの章でも散々に書いて来ましたが、本当に子供の事を大切にして下さい。そして、国の代表たる議員、代議士、地方議員の皆様方!この国の将来を憂うお気持ちがあるならば、心からお願い申し上げます。自身の名声も、有権者に対する媚諂いもいりません!
子供を主役にした政治を是非とも推奨されて下さりますように!