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ウソについて

今回は皆さんも耳が痛いテーマを取り上げたいと思います。ズバリ!ウソ!

「そんなの、私には関係ない」とか

「嘘なんてついた事ないからなぁ」と言う方は、ハイ!"パチパチ"と言う事で…


ウソと聞いて、皆さんはどう思われるでしょうか?一般には"ウソは良くない"だとか"嘘つきは泥棒の始まり"なんて言葉もあり、余り良いイメージを持つ人はいないと思います。

中にはウソは大嫌いだ!と言う方もおられる事でしょう。私も大嫌いでした。でも、最後までお読み頂ければさいわいです。

ここで、いつもの通り、私の"ひねくれ理論"を述べて行きたいと思います。


「ウソは生きて行く為の必須アイテム」です。

皆さんの中で、本当にウソをついた事がない!とか人にウソをつかれた事がないと言う方はおられるでしょうか?まぁ、まずはいないでしょう。

それでは、人は何故、ウソをつくのか?なのですが、私は生命維持の為と考えています。

生命維持と言えば、なんか野生動物でも思い浮かべてしまいますが、私は動物の専門家でも、なんでもないので分かりませんが、多分、動物もウソをついていると思うのです。

「人はウソをつく生き物」だとか「ウソをつくのは人間だけ」などと思うのは間違いであると考えているのです。


例えば、野生動物が群れを成して餌場えさばや水飲み場を求めて移動していたとします。

やっとの事でそれらを見つけて、限りある餌や水を摂取して、他の群れがもし、ここを発見してしまったら、自分たちの分が減ってしまう。絶対に他の群れに知られてはいけない!と考えるでしょう。そうなると、その動物たちはウソをついてでもその場を守ろうとするはずです。これが生命維持の為のウソなのです。

これを人間に当てめると、

"仕事でミスした事がバレたら給料が減ってしまう!なんとか誤魔化ごまかそう"とか"給料や評価を増やす為に売り上げを水増ししよう"などと考える…

これがダメなのです。

では、動物と人間、何が違うのでしょう?

人類もとい、ホモ・サピエンス(人類の学術的呼び名)は、周りと協力して、コミュニケーションを図る事で生き残って来ました。これにより言葉と言うものが生まれ、発達したのです。

周りとの共存共栄により生き残って来たのだから、自分勝手な行動は厳禁タブーなのです。

「ウソは身を滅ぼす」なのです。

動物は、自分たちの群れを守る為にウソをつくと言いましたが、動物は群れを守る事で生き残って来たから良いのです。

しかし、人類は共存共栄はしても、群れを成す事はありません。しかしながら、家族を築いたり、会社などの組織に属する事はします。だから基本的には人間は、他の組織の人間も皆んな仲間なのです。

「人類、皆、兄弟!」とは良く言ったもので、仲間を裏切ってはいけないのです。


それでは、本題に入りましょう。

「ウソは生きて行く為の必須アイテム」これはどう言う事なのかと言いますと、ウソを三種類に分けて述べて行きたいと思います。

①自分以外の誰かを守る為のウソ!

これは肯定されるべき第一のウソです

②自分を守る為の致し方がないウソ!

これは推奨されるべきものではありませんが、先ほどから述べている"動物の本能"からすると、許されるウソだと思います。

③自分の利得を得る為、しくは、他人を傷付ける、損をさせる為のウソ!

これがダメなのです。先ほどの給料を増やす為と言うのは、一瞬②かな?と思いがちですが、会社に損益を与えているところからして③なのです。


人間は弱い生き物です。ですから、自分を守る為と言いながら、実は他人を傷付けていたりするものです。だからこそ、ウソは仕方がないにしても、ウソをつく時は、細心の注意を払わなければいけませんね。


かく言う私は、ここ以外では、小説と言うウソ話しを書いている訳です。そう!小説家は天下の大ウソつきなのです。でも…小説は誰かを感動させたり、幸せにしたりする、肯定されるべきウソなのです。

ウソが大嫌いな方、少しはウソも時には仕方がないと思って頂けたでしょうか?

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