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皇室制度について③

このテーマについては、今回が最後です。

近々の問題であり、皇室に対しても、それほど興味がない人も注目をしている小室 圭氏と眞子内親王との婚約問題です。

私なりにこの問題については、二つの観点から見て考えを述べたいと思います。その上で、皆様にも、賛否はありましょうが、考えて頂きたいと思っております。

第一に、眞子様のお父上でもあられる秋篠宮様の父親としてからの観点です。皆様もニュース等で取り上げられる中、ご存知とは思いますが、秋篠宮様は、小室氏に対して、『問題を早期に解決した上で、国民が納得する形を取る事が望ましい』

っていました。

ここには秋篠宮様の二つの視点からのメッセージがあると思うのです。

一つは父親として、『直接的に自分の問題ではないにしろ、親族間で金銭トラブルを抱える者の元に、可愛い娘を嫁にやる事は出来ない』

と言う想い。

もう一つは、皇室の人間として、『国民が納得出来ないような行為を看過する事は、許されない』

との想いがあってのご発言だったと考えています。私としては、このスピーチは、素晴らしく良く考えられたお言葉で、ご自身のお気持ちはっきり述べられた上で、皇族の人間としての品位も落とす事なく、まとめられたお言葉だったと思います。

そう考えると、小室氏の行動には、同調も理解も、同情さえもする事は出来ません。

眞子内親王のお気持ちを考えると、祝福をして、二人が結ばれたら良いなぁとは思いますが、このままの状態でお二人の結婚が成されれば、前項から述べているように、現上皇様並びに上皇后様が築き上げられて来た、象徴天皇としての理想をけがす事になるのではないかと思うのです。

この言葉は私の想像の域を出ませんが、秋篠宮様も同じようなお考えがあり、このようなお言葉を発してしまっても、また皇室の品位を汚す結果となってしまうと思うのです。

ですから、我々国民がその代弁をする義務があると思うのです。

天皇並びに皇室からの恩恵を受けていないと考える人は別ですが、少しでも皇室の存在に肯定的な考えを持っているのであれば、そうすべきなのです。

最後になりますが、恩恵を受けていないと考えている人は、想像力が欠如けつじょしていると思います。自分とは全く関係ない人から、自分に何の関係があるんだ!と思いたくなるのは分かります。しかし考えてみて下さい。思い出してみて下さい。アメリカのリーマン・ブラザーズ社が破綻した事による世界不況を。1970代に起こった世界恐慌を。私達の暮らしとは全く関係ない所で起こった出来事が、我々の暮らしをおびやかして来たのです。ですから、自分から遠く離れた出来事が、自分には全くの無関係になるとは言い切れないのです。

その逆説もしかりで、自分が行った行動が、遠くの人に影響を及ぼさないとは限らないと言えましょう。

この事を踏まえた上で、次回、最終回と致します。私がこのエッセイを通して、世の中に一番言いたかった事を最後にまとめて述べます。

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