皇室制度について②
前項で書きましたように、現在の皇室問題について、二つ取り上げたいと思います。
一つ目は女性天皇並びに女系天皇の是非についてです。
現在の天皇在位順で言うと、候補は三人しかいません。一人目は今上天皇(現在の天皇と言う意味)の弟君であられる秋篠宮殿下、二人目がそのご子息であられる悠仁様、三人目が上皇様の弟君、常陸宮様です。
そんな中、秋篠宮様は、今上天皇の四つ下と、余りお年も変わられない事から、もし天皇陛下に何かがあったとしても、在位されるか分からないし、在位されたとしても、その期間は短いものとなる事が想像に難くありません。
常陸宮様についても、ご年齢から考えて、在位される可能性は低いと言えましょう。
…となると、もはや後継候補は悠仁様お一人と言っても過言でない状況と言えると思うのです。
では、そもそもが何故、そのような状況が作られたのでしょう。それは明治時代に作られた皇室典範による、『天皇に即位するのは男系男子に限る。』とあるからです。
しかし、過去には女性天皇も女系天皇もあった訳で、何故そのようなルールを作ったのか、私は理解に苦しみます。
皇室の人間は政治的行動並びに政治的発言が認められていないのですから、この理解に苦しむルールに異議があったとしても、それを変える事も、意見を言う事すら出来ないのです。そう言った意味で、皇室の人々のジレンマと言いますか?苦悩のようなものは、私には計り知れないものがあります。
では、誰がこのルールを変える事が出来るのか?は、日本国民だけなのです。
ここでまとめてみましょう。天皇後継者は、一人しかいないに近い状態であり、ピンチなのです。
それを変えるには、方法は三つしかないと私は考えています。
①今上天皇に20~30代くらいの若い側室をつける。
これは過去に血筋を絶やさない為に、皇族でも将軍家でも行われて来た事ですが、そんなもの、現代に於いて、沿ぐうとは思えません。
②一度皇族を離れた現一般国民を復活させる。
これは元皇族の方々の考え方に頼る所が大きいですし、私としては、何か都合が良過ぎる気がしてなりません。明治天皇の玄孫(曾孫の子)である竹田恒泰氏は「私は言われても戻る気はありません」と断言していました。
③女性天皇並びに女系天皇を認めるように、皇室典範を変える。
私としては、これが一番しっくり来るし、現代日本に置ける正しい道筋のような気がします。
以上以外の事で解決する方法と言えば、もはや皇室制度自体をなくしてしまうしかないのではないでしょうか?前項の通り、私は皇室制度に賛成でも反対でもないので、どうでも良いのですが、上皇様が作られた象徴天皇像に、救われた国民は、決して少なくはないでしょうし、今上天皇も上皇様のご意思を継いで、素晴らしい象徴天皇となられる事が期待出来ると私は考えています。
皇族制度に対して、興味がない方もおられるでしょうが、天皇の存在が、我が国に置ける、周りの国々に対する影響も、小さくはないと思うのです。
今一度、この問題に国民全体で考えるべき時なのかも知れません。
次項では、もう一つの皇室問題について述べます。




