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人生について

小説を書き始めて間もなく丸三年が経ちます。

書き始めた切っ掛けは前々から思っていた世の中に問いたい幼児虐待に付いて、私なりの一つの見解と妄想的結論に達し、それを発表する場が欲しかったからなのですが、そんな中、ネット小説に出会い書き始めた訳ですが、近頃は物語のテーマ自体があやふやで、書いてる自分自身、面白くない事に気付きました。世の中に言いたい事が無くなった訳では無いのだけれども、物語に辻褄つじつま合わせをしなければいけない、展開を面白くしなければいけない、と言ったしばりに合う事で、自分が書きたい事を書けていない気がしていました。

そこで辿たどり着いた結論がエッセイと言う物なのです。エッセイなら自分のありのままを切り取って書いて行けば良い訳だから、自分の書きたい事を表現出来ると考えた訳です。ペンネームも変えた事だし、新しい試みに挑戦しようと思い、スタートしました。


さて、今回は初回と言う事ですが、出来る限り自分の事を小出しにしながら私なりの見解を述べて行こうと思います。テーマは人生について…

何か重たくなった気もしますが、そんなに深く考えないで欲しいと思います。素人作家のただの戯言たわごとくらいに読んで頂ければ幸いです。

人生…と聞いて皆さんはどんな事を想い浮かべるでしょうか?

今まで生きて来た足跡そくせき?これから進んで行く航路?ゴールテープの切り方?現在、さいなまれている悩み・課題・問題?

人それぞれに現在・過去・未来について切り取り方が違い、それぞれの経験、価値観によって様々でしょう。世間一般に良く言う「人の一生はその閉じ方で決まる」なんて言葉を引用してみようかと思います。閉じ方とは、すなわち死に方です。

人が死ぬ時、不遇な死をげたら、こんな悲惨な事はないでしょう。かと言ってベッドや布団の上で安らかなる死を遂げても、この世に未練を残すき方も嫌な事でしょう。出来るものなら愛する人々に囲まれながら何の未練も無く逝きたいものです。

かく言う私は、この人生に於いて、何か成し遂げた事など何一つ無いし、愛する人々に囲まれたくとも、そんな人は一人もいない。孤独死決定!て言う感じです。

それならば愛する人を今からでも見つけるとか、何か夢や目標を持って、それに邁進まいしんすれば良いと思う人もいるでしょう。しかし私はそんな事は考えません。そんな気は更々無いのです。無論、いきなりそう言う考えに至った訳でも、初めからそう言う考え方を持っていた訳では無いのです。先に書きましたが、私の経験とそれにより作られた価値観によって、そこに至った訳です。

それでは、未練タラタラの人生の閉じ方が確定しているのか?

…と言えばそんな事も無いから人生、不思議なものです。では何故未練がありそうなのに無いのか?ですが

「全部、あきらめてるから」なのです。人生、ままならないと、人は何かのせいにしがちです。本当は全部、自分自身に問題があるのにも関らず、それを認めたくないから、認めるのが恐いから…

私は認めています。病気になった事も、社会に貢献したい想いを成し遂げる事が出来ない事も、孤独な自分自身をも。その上で自業自得を受け入れた上で「全部、諦めてる」なのです。

新年が明け、平成最後の正月を終えた。改めて今年の抱負などを聞かれたら「今年中に死ぬ事。しくは今年中に余命宣告を受ける事」なのです。

死にたい願望と戦うのは、もう疲れてしまった。積極的に死にに行くのは、もう飽きてしまった。だから私は死を待ちながら生きているのです。明日にでも死ぬと聞かされたら、思わず心の中でガッツポーズをする事でしょう。唯一の気掛かりは、親より先に死ぬ事くらいでしょうか。だから出来れば親が亡くなった後、直ぐに死ぬのが理想でしょうか。

そんな事を書いておいて、実際にガンにでもなって、「只今、治療中」と言っても責めないで欲しいと思います。余命宣告を受けた事も無いし、命に関わる様な病気をした事も無いのだから。一応はひとの命に関わる事なのだから。

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