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未来は決まっているのだろうか?自分なりに考えて見ました。

作者: 鳥籠の中

 未来は決まっているのだろうか。現在、人類はその問いに決まっていないと解を出しているが、私は決まっていると思う。


 クローンを例えに使ってみよう。


 クローン人間とそのオリジナルは血管の配置が異なる事から指紋なども違ってくると言われている。なぜクローンとオリジナルの血管の位置が変わるのかと言うと、それは後天的に決まるものだから。との事らしい。


 もし、これが全て本当であるならば『クローン人間がオリジナルと同じ環境で生まれ育った』と仮定してみた時、その結果はオリジナルと何一つ変わらない血管になるではないだろうか?と私は考えた。


 なぜなら、後天的に決まる、つまり、歩んできた人生によって血管の位置は決まるのに、同じ人生を歩んだクローンがオリジナルと違う結果(血管の位置)になるのはおかしのではないか。同じ結果になる筈だ。


 ここで一つ証明しておかなければならない問題があるとすれば、それは『同じ環境を用意しても同じ行動を起こすとは限らない』だろう。


 しかし、これは簡単に証明出来る。なぜなら"血管"の例えを"行動"に置き換えるだけでいいのだから。


 行動とはその人の過去、人生によって左右される。過去に見たもの、知ったもの、体験したもの、それら全てが君の次の行動を決める要因になる。つまり、後天的に決まるということだ。


 先程した事を繰り返そう。後天的に決まる、つまり、歩んできた人生によって行動は決まるのに、同じ人生を歩んだクローンがオリジナルと違う結果(行動をとる事)になるのはおかしいのではないか。同じ結果になる筈だ………と。


 この事が示すのは、人という概念………いや、生物という概念とは"同じ遺伝子を持つ者が同じ過程を踏むと同じ結末に至る"という事。遺伝子と環境が同じだと一つの結末にしか至れない。という事だ。


 もう少しスケールの大きい例えをするならば『我々が住んでいる地球、その地球がある宇宙という巨大な箱が全く同じ状態で二つあったなら』と仮定をして考えてみる。その二つの宇宙は同じ結末を迎えるだろうか。答えはYesだ。その双方が本当に全く同じ状態の元に時間を重ねたらその結末は必ず同じものになる。なぜなら、全てが同じであるならば、結末も同じでないと道理ではないから。


 地球の中にいる生物が異なる行動を起こさない事はクローンの例えで証明出来ている。仮に宇宙人がいたとしても、それは結局は同じ事だ。


 未来が決まっていないと言うならば、その二つの宇宙は異なる終末を迎えないといけない。


 同じ終末を迎えるのならば、未来は確定している事に他ならないのではないだろうか。


 仮に宇宙より大きな枠組みがあるならば、その大きな枠組みを一つの箱として考えればいい。それは未だ人類が知らない事で名称をつけられないが、結局それでもこの証明で同じ結論に至る筈だと私は思う。




 これはあくまで私の考えであり、無理に押し付けるつもりはありません。自分は特別頭の良い人ではないので、この証明には幾つも穴があると思います。それを見つけたらコメントにて報告してくださると嬉しいです。その報告には真心をもって考え、返信させていただきます。

 他にも誤字脱字、文法が変なところがあれば報告お願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「宇宙のクローン」的な考え方、素晴らしく思いました。 読んでかなり納得しました。 実際の未来の真相は分からないですけど、確かに、全く同じ宇宙がもう一つあれば、同じ時の流れなんでしょうね。 …
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