鬼・なろう取り扱い説明書
さて、なろう取り扱い説明書シリーズも、今回で完結です。
今まで色々なことを語ってきましたが、ラストは広い視野で『小説家になろう』というサイトの現状などを語っていきたいと思います。
――その一、底辺作家――
底辺作家……なろうで活動していれば、一度は耳にする言葉ではないでしょうか?
底辺作家の定義とは……それはブクマ件数が百件未満の作家だそうです。
だそうです……つまり、明確ではありません。ですが、巷ではそう言われています。
では、実際のところ、本当にそうなんでしょうか?
以前にも言いましたが、なろうには良作が山ほど埋もれています。そのほとんどが、なろう受けしないものです。
評価されない――ブクマされなくても、商業レベルに近い作品は多いかと思います。
私自身に置き換えてみます。
メインで書いている小説……ブクマ件数は百件を越えています。ですが、十件の時と今と何も変わってはいません。
変わっていないというのは、文章力も物語の肉付けも変わっていないということです。つまり、成長は感じられないということです。
例えば、ブクマ百件の作品と千件の作品があったとします。百件よりは、千件の方が嬉しいですよね。当たり前です。
しかし、そのまま書籍化されたことを考えると、何の足しにもならないですし、ドングリの背比べなんです。
話がそれました。私が考えるなろうにおいての底辺作家――それは、“長期間更新が滞る”“エタる”“読者を数字でしかみない”――この三つかと思います。
長期間更新が滞る……趣味で書いているなら、問題はないかと思います。ただ、プロを目指すなら最低でも週一で更新したいところです。
エタる……これは問題外かと思います。
本屋に完結していない本が売っていますか? (連載が続いてる小説は別です)せめて、打ち切りエンドでもいいので完結したいですね。
読者を数字でしかみない……これは非常に悲しいことです。
以前にもいいましたが、ランキングにばかり気にして、最終的に干されていった方もいます。
読者が一人でもいるなら、それでいいと思います。
なろうライフを楽しく過ごすためにも、この三つを守っていきたいなと思うのが私なりの考えです。
皆さんはどうですか? 底辺作家じゃないですよね?
――その二、退会――
受験生の方に多いのですが、“受験があるので退会します”という方が結構います。
もう書く気がないなら仕方ありません。ですが、少しでも書きたいと思うのであれば、退会はやめたほうがいいかと思います。
退会すると、ブクマや評価が取り消されます。それだけならいいのですが、感想欄やレビューなどのユーザー名も脱け殻のようになってしまいます。
残されたユーザー様は、それを見て悲しい思いをするのです。
退会するのが悪いとは言いませんが、もう少し考えてみましょう。
復帰した人の大半は、“退会しなければ良かった”と口々に言います。少なからず後悔する恐れがあるなら、無理に退会しなくてもいいのかと思います。
さっき言ったことと矛盾してますが、たとえエタったとしても。必ずあなたを必要としてくれてる人がいますから。
――その三、割烹――
以前にも言いましたが、割烹(活動報告)について語ります。
割烹はある程度自由に書けます。ですが、新着以外にも割烹だけ見れるサイトも存在するのです。
なので、あまり変なことは書かないほうがいいと思います。
私自身、失敗したなと思ったこともあるので……参考までに言っておきますね。
余談ですが、誰が評価したかわかるサイトがあります。
なろうはあまりに巨大なので、色々なところに情報がいっているということですね。
――その四、おさらい――
最後に今までのことをおさらいしてみましょう。
人気が出ないと嘆いていませんか?
少ない読者でも、大切にして完結まで書ききりましょう。完結できれば、あなたは成長できるはずです。
他の方の作品を読んでいますか?
色々な作品と触れることで、何かヒントが得られる場合もあります。
たまには筆を休めてみましょう。
割烹に書かれたコメントには返していますか?
書いた方が、再度読みにくることもありますからね。
割烹の連打はしてませんか?
他の方の割烹が流れてしまいます。追記で対応できるときは再編集しましょう。
レビューに挑戦していますか?
短い文章で纏めるのは難しいですが、自分の為にもなりますよ。
レビューを書いてくれた方に、お礼を言っていますか?
感想と違って、レビューはなかなか貰えないものです。なので、感謝の気持ちを伝えましょう。
いかがでしたか?
これでなろう取り扱い説明書は終わりです。
私が言うのも烏滸がましいですが、趣味で書いてる方も、小説家を目指している方も、読み専の方も、仲良くいきましょう。
ここに集まっている方は、共通の趣味で繋がっているのですから。