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第6話 警告
12月7日(土曜日)
二階の住人宛の荷物を
宅急便のお兄さんがお届けになられた。
なんだろう。随分大きいようです。
そしてダンボールの中はだいぶ重い。
「すみませんが、こちらのお荷物を届けてもらえないでしょうか..」
どうやら人手不足のようである。
何やら忙しそうにしている。
管理室にあった台車を使って運ぶことにした。
ピンポーンと鳴らす。
「すみません。」
「はい」
すると、黒色の長髪の女性が出てきた。
「荷物が届きました。
どうやら下の荷物入れに物が入りきらなかったようです。」
「えーっと…四無で、よろしいでしょうか。」
「あ、そうです。すみません。ありがとうございます」
なぜか少し恥ずかしそうな顔をしている。
奥からにゃあと声がした。
とてててと歩いてくる
「あ、こら」
「ふぎゃぁ!」
なにやら毛を逆立てて私を警戒している。
とくに理由もなさそうだが、
嫌われてしまったようだ。
「では、失礼します」
二階の人も猫を飼っているようです。
このマンションには猫好きの人が多いのかな…




