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序章

目が覚めると私の目の前は暗かった。辛うじて目を開けたということが確認できる位の明るさは感じられた。何故私はこのような薄暗く湿り気のある所にいるのだ。。。どうするべきかは分からない。とりあえずこの辺を探索しよう。何か手掛かりがあるはずだ。近場の探索はゲームでは定石の動きだ。近くに何かしらの手掛かりが無いとなればこのまま息絶えてしまう可能性が高いからだ。。。と手掛かりを探しているが。。。もう何日経っただろうか。薄暗い空間では時間の感覚が狂ってしまっているが少なくとも3日は経った気がする。目が覚める前も含めると3日以上は確実に何も食べていない。食べれそうな食べ物が全く見当たらないのだ。周りを見回しても岩岩岩。。。草木1本生えていない。それ以上に怖いのがまだ腹が空いていないのである。普通なら3日も何も食べていなければ空腹で倒れてしまうだろう。しかし。自分はさっき食べたような感覚だ。まるで死んでしまったような感覚だ。もしかして、、俺は死んだのか?死んでしまったのなら今の状況に辻褄が会う。いきなり真っ暗な空間に来たことも腹が減らないことも納得ができる。しかし。逆に違和感を覚えることもある。自分の欲求があるということだ。正直言うならご飯は食べたい。お腹が空いていないというだけで食べたいという気持ちはあるのだ。それに暖かいのだ。死後の世界は気温を感じないと聞いたことがある。それがもしも本当だとしたらこの暖かさは感じないはずだ。では一体ここは。。。と考えながら歩いている内に遠くに光が見えた。こちらに来てからは感じていない神々しさだ。あそこに何かがある。そう思った私は電灯に集まる虫のようにその光に導かれて行った。その場所はかなり遠いと視た感じではそう思っていたが意外と早くついた。その場所に行っても結局岩しかなかったがしかし。2つだけ他と違う点が有った。1つ目は馬鹿デカイ鏡の様に反射している岩が有ったこと。これを鏡石と呼ぼう。この鏡石はこの場所を洞窟と解らせ、自分に生を感じさせるには十分な程の光を放っていた。何故岩が光を放っているかは分からないがそれよりももう1つの違う点の方に目が引かれた。それは。。。いわゆるGと呼ばれる生物がいたことだ。今まで自分以外の生物を見ることがなかった探索でこれは大きな一歩だ。しかし、、、その生物の体躯は見たことのある体躯とは段違いに大きかった。()()()()()()()()()()。。。ってちょっと待て。。おかしいぞ。俺が近づくとこいつも近づいてくるが俺の動きに対応しながらも必ず一定の距離を保っている。まるで鏡に映ったような、、、そう思った瞬間。俺の脳裏にある可能性がよぎった。何日間も食べなくていい生命力。馬鹿にデカイ岩の数々。割と遠いと思ってた場所へ早く着いたこと。鏡石の近くにGがいたこと。その数々の出来事からある可能性が生まれた。

「俺って、、、」

「もしかして、、、」

「Gになってるー!!?」

どうしてGになってしまったんだ。何でGなんだ。そんな疑問を胸に抱き。俺のGライフが始まってしまった。

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