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テケテケについて

「テケテケ!」


「急に何だよ」


「編集点!」


「良くわかんねえけど、多分いらねえよそんなの」


「テケテケもめっさ速い!」


「そなの?」


「時速100~150㎞とか」


「へえ」


「死ね!」


「何だ急に」


「きょうめよ!」


「は?」


「興味を持てよ!きょうめよ!」


「省略の仕方がおかしいぞ」


「きょうめよぉ…」


「分かったから泣くなよ」


「んじゃ、電車に轢かれて体が上半身だけになったんだけど、場所が冬の北海道だったからすぐに傷口が凍って生き残った女性で、ヒジだけで張って移動するっていうテケテケの話をするね」


「全部喋っちゃったよ」


「ヒジだけであの速さは脅威だと思う」


「確かにそうだけどさ…何故に速さを求める?」


「じゃあ何を求めれば良いの?Xの値?」


「数学じゃねえんだ。都市伝説らしく怖さじゃないの?」


「多分、走ってる最中にヒジの下に手とか挟んだら指無くなるかもよ?うっひゃあ、怖いね~」


「そっちの怖さじゃないと思うんだけど」


「じゃあ何が怖いの?」


「良くわかんないけど、追いかけられたら絶対逃げれないっていうとこじゃない?」


「やっぱり速さだ!」


「…そうだな」

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