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願いと誇り


ゼクロはやられた。

暗黒世界はフォルランの中でも特に攻撃力、防御力ともに高いとされた高等技術であった。そんなやつがあっさりやられてしまった。もう勝てない。

エレアがそう思ったとき、テクノが

肩を叩いた。

『勝てないなんて思うな。』

そのとーり、とリーフもうなずく。


そう残りは3人。勝てる可能性はとてつもないほど低い。だが2人は諦めていなかった。


『不屈の闘志。初志貫徹。』


フォルランの座右の銘。

フォルラン戦士はいつでもこの言葉を忘れてはいけない。

そのきまりをしっかり守り、大切な者を護ろうとする2人の姿はとてもすがすがしく輝いて見えた。エレアには、こんな姿になれる自信などなかった。


『いーか、お前もフォルランの戦士なんだ。誇りを持て。諦めるな。戦うことを避けるな!! この言葉は俺がよくゼクロ隊長に言われた言葉だ。』

リーフはエレアにも戦ってほしかった。

いちフォルランの戦士として。

『この言葉はゼクロ隊長がお前の親父のレイドさんに言われた言葉らしい。』

その一言が、エレアの気持ちをよりいっそう高めた。

いざ戦いの準備を決めた。そのとき

『さっきから言ってるレイドってやつ!? 俺が殺したよ!! 目の前で。』

不敵なオーラを纏った言葉がエレアの全身をピリピリと伝わる。


そう。レイドは6年前に起こった中央平原での戦いで、コークスによって、殺されたのだった。これは誰もが知らない真実だった。

テクノがエレアが怒り狂い、我を失うのを食い止めようと声をかけようとしたときにはもう遅かった。


エレアの全身から光を帯びた、何万千本ものイカヅチが走り回っている。


『お前だけは許さない。死ねー!!!!!!!』


エレアのテリトリー。半径3メートル以内。この中に入れば即死レベルのイカヅチを浴びることとなる。


『雷痙攣』

コークスがこの技に当たれば死ぬといっても過言ではない。

しかしコークスは当たり前のように交わしゼクロのリストバンドを奪い取った。

これでコークスは5つの武器を手にした。もはや最強。

コークスの欠点は自分を強いと思っていることであった。その慢心がテクノの初太刀への反応を遅らせた。

ズシュワー!!!

テクノの斬撃が幾度とコークスの体を切り裂いていく。

地上から無数の触手が忍び寄る。


そして触手はコークスを捉えた!!



『し、しまった。』

コークスが気づいたときにはもう遅く、

頭上にはイカヅチの光が輝いていた。


『いけえーエレアーーー!!!!!!!!!!!!』



2人の願いを背負い、我を取り戻した

エレアが全雷を放った―――


そう、フォルラン全戦士の誇りとプライドと、レイドの血を背負った少年の最後の一撃とも言えるそのイカヅチは

フォルランの城を大きく照らした。



長かったフォルランも次回最終回。

すべての事実が解き明かされる!!


エレアの過去、コークスの正体。

やつらはいったい何者だったのか!!

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