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この世界の七つの種族

この世界には、いろんな種族がいる。


でも大きく分けると、

全部で七つの種族だって言われている。


まず一つ目。


人族。


僕たちが普段「人間」って呼んでいる種族だ。


人族は、生まれたときに

天核から初期スキルを一つもらう。


でも、それ以外は特別な能力はほとんどない。


魔力が特別多いわけでもないし、

身体能力が高いわけでもない。


だけど――


人族には、一つだけ

他の種族よりずっと優れているものがある。


知能。


考える力。

工夫する力。

戦い方を変える力。


だから人族は、世界中に都市を作った。


国を作って、

交易を広げて、

文明を発展させた。


その結果、今の世界では

人口の六割くらいが人族だって言われている。


つまり、この世界の文明の多くは

人族が作ったものなんだ。


そして、人族とは別に――

六つの種族が存在している。


まず


聖人族。


天核との親和性が高い種族で、

魔力や精神力が強い。


神殿や学術都市では、

聖人族が統治していることも多い。


次に


魔神族。


とても強い魔力を持つ種族で、

古い時代には神のような存在として

恐れられていたらしい。


三つ目は


魔王族。


戦闘能力が非常に高く、

魔物を従える力を持つと言われている。


四つ目は


怪神族。


普通の生物とは少し違う存在で、

不思議な能力を持つ種族。


詳しいことは、

正直あまり知られていない。


五つ目は


魔術族。


魔法を扱うことに特化した種族で、

高度な魔術文明を持っている。


そして最後が


魔聖族。


聖人族と魔族の力を

両方持っているといわれる

とても珍しい種族だ。


ただ――


この魔聖族っていうのは、

実際に見たことがある人は

ほとんどいないらしい。


だから学校では


「伝説の種族」


みたいに教えられた。


まあ、僕が住んでいた街では

そんな話よりも――


別のことの方が当たり前だった。


僕の街は、

聖人族が統治している都市だったからだ。


神殿の長も、

騎士団の上の人も、

学者も、

だいたい聖人族。


逆に、人族はそんなに多くない。


商人とか、

職人とか、

そういう仕事をしている人が多かった。


だから僕にとっては、


聖人族が偉くて、

人族は普通の人たちっていうのが

当たり前の世界だった。


……まあ。


それが、

世界の全部じゃないって知るのは


もう少し後の話なんだけど。

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