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最後の夕方。夢を語る4人の約束。

リオ

「そういえばさ。」


「お前たち、将来どうなりたいんだ?」


カイル

「俺は決まってる。」


木剣を握る。


「騎士団長だ。」


リオ

「おお。」


カイル

「俺の《剣適応》、剣を持つためにあるだろ。」


「だったら剣で一番上に行く。」


ルーク

「単純だなあ。」


カイル

「うるさい。」


ルークが少し笑ってから言う。


「僕はまだ剣か魔術か決めてない。」


「でも《魔力解析》がある。」


「だったら、魔術でも剣でも、仕組みを全部理解して強くなれると思う。」


少し間。


「僕は多くの国を助けられる賢者みたいになりたい。」


リオ

「いいな。」


ナーシャが静かに言う。


「私は体で戦うのが好き。」


「《力流転》もあるし。」


「相手の力を受けて、流して、返して。」


「剣じゃなくても勝てるようになりたい。」


ルーク

「ずるいよな、それ。」


ナーシャ

「ずるくない。」


少し笑う。


「私は私のやり方で強くなる。」


リオ

「みんなちゃんと考えてるんだな。」


カイル

「先生は?」


リオ

「え?」


ナーシャ

「先生の夢。」


リオは少し黙る。


それから笑う。


「強くなること。」


ルーク

「それだけ?」


リオ

「うん。」


「でも、自分のためじゃない。」


三人を見る。


「お前たちみたいなやつを守れるくらい強くなりたい。」


静かになる。


カイルが手を出す。


「じゃあ約束しよう。」


ルークも手を重ねる。


ナーシャも。


カイル

「俺は剣で強くなる。」


ルーク

「僕は知識と魔力で強くなる。」


ナーシャ

「私は体術で強くなる。」


リオも手を重ねる。


「俺は全部守れるくらい強くなる。」


四人

「約束!」

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