第2話 2000キロカロリー!?
「降りてこーい」
父親の声が下から聞こえてくる。
「はーい」
階段の窓から弱った猫が見えた
「え、!?」
「ごめんパパ」
「ん?どうした?」
バタンバタン――
「なにがあった?」
「パパ、さっき階段の窓からこの子猫が弱って倒れているのが見えて…」
「これはもう助からないかもな…」
「聖職者のスキルでも…分からないな」
「そんな……かわいそうに助けてやりたかったよ」
「ごめんな」
「解、この猫を助けるには2000キロカロリー必要です」
「え!?父さん!」
ピシ!「どうした!」
「この子助けれる!2000キロカロリーあれば」
「・・・2000キロカロリーだな?そいつ連れて家入れ、そんで手洗って待っとけ!」
「はい!」
ガチャ――
「あれ、そういえばなんでパパにスキルのことまだいってないのに伝わったんだろう?
でも、パパのことだからきっと察してくれたんだろうな」
「なにこの量のお米」
「お前が2000キロカロリーって言ってから2000キロカロリーよりちょっと多めの朝ごはんだ」ーーー「スキルだろ?カロリー使うのは」
「ふぅんふぅん」
「食べながら話すな、うなずくだけでいい」
「子猫助けたいんなら、この食卓の上のと米、それから申し訳程度だが、ドラゴンステーキ全部食えよ、そうしないと2000キロカロリーいかないぞ」
「ううー」
僕は、スキルを授かった。初日の朝6時から戦いが始まったーーーそう朝ごはんとのーーー




