第12話 レベル上げとスタンピード
*** 弦がスタンピードの鎮圧を図っている頃オロ達は ***
ロイド「硬い! 流石キマイラの爪だ」
ロイドはキマイラの振り下ろしてきた前足を剣で切り裂こうとしたが爪で抑えられてしまっていた
オロ「ロイドさん、本当に一人で平気ですか?」
ロイド「一人で倒したことあるしレベルも120になったから平気だ!」
ロイドはキマイラが炎のブレスを吐こうと魔力をためている隙をついて喉に剣を突き刺した」
キマイラ「がぁぁぁぁぁぁ」
喉を刺されライオンの顔が血の気を失ったがキマイラはまだ動いた。尻尾のヘビがロイドに噛みつこうと牙から緑色の毒を垂らしながら飛んでくる...しかしロイドに首を切られキマイラは完全に力尽きた
エルロンダ「あれだけオークたちを倒したんだからキマイラ1体ならロイド一人でやれるな...! なッ キマイラが2体近づいてる!」
エルロンダが叫んだ瞬間ドゴォォォ!とキマイラがオロ達とのあいだにあった洞窟の壁をぶち破って現れた
エル「キャ!」
ゴイル「ガハ」
エルロンダ「アイアンウォール」
エルロンダが土属性と無属性の中級複合魔法でオロとロイドと自分を守る
オロ「ありがとうございます」
ロイド「助かった」
エルロンダ「エル達は生きてるけど気を失ってるね」
オロ「キマイラの相手は任せてください」
ロイド「いまレベルは?」
オロ「98です」
ロイド「まぁ、なんとかなるかな。オロ君なら」
エルロンダ「私とロイドは二人を助けるぞ」
ロイド「おぉ」
オロは刀に手をかけた途端、重く周囲を威圧する気配に変化する。キマイラ2体はオロを強敵と認識する。オロもキマイラ2体に気を抜かず睨みながら刀を抜き壁をぶち破って来たキマイラの蛇の尾を切り落とす
キマイラ1「ギャ”!」
もう1体のキマイラはオロが着地した瞬間に炎のブレスを吐きつけるがオロはすでにそのキマイラの背後に移動していてキマイラは背中から上半身と下半身を真二つにされる
キマイラ2「グァァァァ」
尾を切られたキマイラは死んだキマイラの死骸を食らい傷を完全に治し、炎の上級魔術ヘルファイアーで体を包みオロが近寄れないようにする。
オロ「あれは...斬撃でも勝てそうにないね...ウォーターサーベル!」
オロはスアールのスキルファイブスターを習得したことにより水系統、炎系統、風系統、土系統の基本4属性の魔術が使いやすくなっていた。
ウォーターサーベルは水属性の上級魔術で水でサーベルを創り出し武器として戦う魔術だがオロはウォーターサーベルを刀の先端分から勢いよく放出させ続けせ水圧でキマイラを左右に真二つに切り裂いた。
[ドサ]
キマイラは死を悟りそしてオロに敵対したことを死する直前まで後悔し、絶対の忠誠を誓ったのであったがそれを知るものは現在なく、息絶えた
ロイド「すごいな、オロ君は」
エルロンダ「ロイド、お前よりもスムーズに倒してたな」
エル「オロ君強いね」
エルロンダ「エル、お前は無理するなよ、治癒魔術で身体の傷は治っているとはいえ傷ついたあとだからな」
ゴイル「同感だ、タンクの俺でも気を失ったんだ、後衛のエルはすごいダメージだったはずだからな」
オロ「お二人が無事で良かったです」
ゴイル「お前さんのおかげだな」
ロイド「きっとこの中で一番強いのはオロ君だな」
???「多分そうだよ〜」
エルロンダ「ホーリーライト! ]
???「判断が早いねエルロンダさん」
エルロンダ「お前は...」
オロ「タム!?」
タム「久しぶりだねオロ! 」
ロイド「さっき言っていた面倒を見てもらっていた精霊かい?」
オロ「はい、そうですがなんでタムがここに?」
タム「だってここ僕が住んでる洞窟だよ、で,ここがダンジョンになってるのは〜僕の強い魔力でダンジョン化しただけの洞窟だからね」
エルロンダ「つまり貴方がこのダンジョンのダンジョンボスってことでか?」
タム「そうだよ」
エル「なんでお姉ちゃん敬語なの?」
タム「それは僕が闇の精霊王だからでしょ?」
エルロン「あぁ」
オロ「えっ! タムは精霊王っだったの?」
タム「まぁね〜、でも弦には絶対に勝てないけど」
エルロンダ「精霊王の中で2番目に強いと言われる闇の精霊王よりも強いとは...さすが弦だな」
タム「え? 精霊王の中で2番目? 1番だよ」
エルロンダ「? 一番は炎の精霊王ではないのか?」
タム「違うよ、炎の精霊王が2番目、生物の中で1番強いのは地獄竜で炎属性だから精霊と思い込んでそうなったんじゃない? まぁ弦には地獄竜も勝てないだろうけど」
エルロンダ「どっちにしろ弦はおかしいな、私達を助けてくれないでしょうか、闇の精霊王様」
タム「いいよ〜、ていうかあのオークたちはこのダンジョンの大体670層ぐらいから出ていった奴らだから僕がやっつけるよ」
ロイド:エル:ゴイル:エルロンダ「「「「お願いします」」」」
オロ「タム、僕にやらせて」
ロイド達は驚いて固まるがエルは予想していたのか心配そうな顔をしている。
タム「今の君じゃオークロードには勝てないよ」
オロ「タムのダンジョンでレベルを上げさせて!」
タム「.......はぁ〜、いいよ...やっぱ僕もオロのお願いには弱いね」
オロ「タム、このダンジョンは何階層まであるの?」
エルロンダ「ちょっと待て、なんで死ぬかもしれないのにオークロードを自分で倒すんだ?」
オロ「強くならないと強い相手に襲われたときに生きることも仲間を助けることも絶対にできないから」
エルロンダ「...わかった、私も手伝うよ、手伝いたいから手伝うからな」
ロイド「僕らも一緒に強くなるよ、僕らは最も高みを目指してるのにこんなところで止まってられないね、オロ君に気付かされたよ、ありがとう」
タム「なんかいい雰囲気のとこ悪いけどさ、デュラハンが向かってきてるよ」
エルロンダ「そんな魔力はn...は?、何だこの魔力、レベルいくつだ!」
タム「えっとね300ぐらい!」
ロイド「流石に...バーサーカー使えばなんとか行けるか?」
オロ「みんなでやりましょう」
ゴイル「悪いが盾無しのタンクは役に立たないぞ」
タム「盾ならつくてあげるよ」
そう言ってタムは精霊王の魔力でゴイルの元々使っていた盾よりも良い性能の盾を作り出す
ゴイル「スゲェ!」
タム「まぁね〜でもオロが作ったらきっとね〜もっといいのができるよ」
エルロンダ「気をつけろ!もう近くに!」
エルロンダに突然黒い甲冑が斬りかかるがオロが刀で剣を弾き甲冑を斬りつけるが傷一ついていない
オロ「魔力で防がれた...」
タム「珍しいデュラハンだね、首がついてるよ、それに黒鎧って普通のデュラハンの3.5倍くらい強いから気をつけてね〜」
エル「アイスランス!」
エルは中級の氷属性の魔術をデュラハンに放ち命中させる、デュラハンの鎧は一部凍るがデュラハンは全く気にしていないようでオロに向かってヘルファイアー(上級魔術)で作ったオロよりも一回りほど大きいボアを放つ
オロ(そういえば炎魔にもらったペンダントって炎を魔力に変えてくれるんだよね?)
オロは自ら炎のボアに突っ込んでいきボアに触れるとボアが一瞬にして消える...デュラハンはその様子に驚くもすぐに剣で応戦する、デュラハンの背後からロイドはマジックバックから出した大剣でデュラハンの鎧の背中を叩き割る
デュラハン「なに!」
オロ「喋れるの?」
デュラハン「.....あぁ、喋れるようだな」
そう言ってデュラハンは武器を捨てて両手を上げた
デュラハン「降参だ、私は喋れる様なので無駄な戦いはしない、私は死にたくはない」
ロイド「じゃあなんで僕らに攻撃を仕掛けてきた?」
デュラハン「あんたらは強い、だからそれ以上強くなったら勝ち目はないと思いこちらから行ったが判断を間違えた」
オロ「テイムされるなら倒さないでいいよ」
ロイド「そうだな、テイムすればオロ君が人を殺さないように言えばいいからね」
デュラハン「テイムは無理だ、私は死者だからな、ネクロマンサーのスキルが必要だ、私を従えるには」
カロン(ネクロマンサーのスキル習得には4000キロカロリー必要です、現在5482キロカロリーあります)
オロ「なんで?おにぎり2個しか食べてないのに...」
カロン(水珀のスキルの捕食者と共通のため、水珀が食べたオークの死体がカロリーに変換されています。ネクロマンサーのスキルを習得しますか?)
オロ「うん」
カロン(ネクロマンサーのスキルを習得しました。ネクロマンスした相手はスキル使用者に絶対の忠誠を誓います。もし裏切った場合は魂が分解され仲間のレベルになります。ネクロマンスされた相手の能力の20分の1がスキル使用者にプラスられスキル使用者の能力の15分の1がネクロマンスされた相手に付与されます。またネクロマンスされた者は仲間が強くなるに応じて強くなっていきます。ネクロマンスした相手が魔物を倒した場合その経験値の10分の1がスキル使用者に入ります。スキルテイムにもネクロマンスの効果は反映されます)
オロ「じゃあネクロマンスするね」
デュラハン「.......わかった、名前もつけてくれ」
オロ「わかった、じゃあ『モル 』」
カロン「鉄のデュラハンをネクロマンスしました、個体名モル」
ロイド「エルロンダ、みんなのレベルはいくつになった?」
エルロンダ「ロイドは143、エルは124、ゴイルは133、なんでゴイルは上がってるんだ? まぁいいか、オロは125」
ロイド「すごい上がってるな」
エル「もっと強くなろう!」
カロン(忠誠を誓った魂がありますネクロマンスしますか? 種族キマイラ)
オロ「え? ネクロマンス」
キマイラはネクロマンスされるなり姿を手に入れオロに頭を下げる
オロ「えっと名前は...ルナ!」
タム「ロイド、強くなりたいならゴブリンキングがまとめてる大きな巣があるけど行く?」
ロイド「オロが決めてくれ」
オロ「行きたい」
エルロンダ「まぁ、キマイラとレベル300のデュラハンがいればそこまで脅威ではないだろうな」
タム「いや? あいつら全員レベル65以上だからね? 強いよ、出ていった群れよりも個々の戦力が強いタイプ、まぁオークロードには比べ物にならないけどね」
エル「オロ君? 流石に危ないんじゃないかな?」
タム「大丈夫だよ、危なかったら逃がしてあげるから」
オロ「ありがとう」
タム「じゃあ304層へ、行こう!」
オロ「今12層だよね?」
タム「そうだよ、まぁワープで行けるから!」
エルロンダ「急にそんなに下層に行ったら危険じゃ?」
タム「大丈夫だよ、外のオークキング達よりも弱いから、まぁその分数は多いけど」
エル「私は行きたい」
ロイド「行こう、僕らももっと強くならないといけないしね」
モル「待ってくれ、鎧がまだ治っていない鎧が治るまであと2,3時間かかる」
オロ「じゃあこの階層でレベルを上げとくのはどうですか?」




