第11話 シングルアクションアーミー
*** 高野家 地下室にて ***
ランタンと溶鉱炉の明かりの中
弦「フレームはこんなもんかな、次は...もう全部作っちゃうか」
弦は鉄のインゴットを溶鉱炉で熱し丁寧にリボルバーのシリンダーを形作ってゆく...
4時間後弦の前には組み立てられたリボルバー、シングルアクションアーミーが2丁あった
弦「まずい、弾薬を作っていなかった」
弦はまた作業台に向い弾薬を作る、その様子を溶鉱炉の中から見ていたトカゲの姿をした炎の上級精霊、サラマンダーは弦に先程聞いたシングルアクションアーミーについての熱弁を思い返す
弦「サラマンダー、俺の元々いた世界の武器を作りたいんだが手伝ってくれないか?」
サラマンダー「いいけど、どういうやつ?」
弦「火縄銃があるだろ?」
サラマンダー「うん」
弦「あれの上位互換で6発装弾できて上手くなればそこそこの速さ撃てる銃だな」
サラマンダー「面白そう」
弦「その拳銃はシングルアクションアーミーというリボルバーでな、構造はシンプル、六連発の回転式弾倉シリンダーを持ち、シングルアクションなので撃つたびに撃鉄ハンマーを起こしてから引き金を引く必要があって、弾丸の装填は、ハンマーをハーフコックの位置にしてからシリンダー後部の装填門ローディングゲートを開き、一発づつ装填しなければいけない。 排莢も同様にローディングゲートを開いて、銃身斜め下のエジェクターを操作しながら一発づつ排莢するから、再装填に時間がかかるのが難点だな」
サラマンダー「そんなにシングルアクションアーム?とかが好きなのか」
弦「あぁ、大好きだ!...あと[シングルアクションアーム]じゃなくて[シングルアクションアーミー]だ」
サラマンダー「間違えてごめん...弦はシングルアクションアーミーのどこが好きなんだ?」
弦「俺の元々いた世界のゲームっつてもわからないか...物語?の登場人物の一人がシングルアクションアーミーを使っててな、俺はそのキャラがすっっっっごい好きなんだよ、そのキャラが2丁持ちでかっこよくてカッコつける時もあるんだけどそれもまた良くて...」
*** 30分後 ***
サラマンダー「なるほど、いまいちわからないけどわかった、30分以上も語ってたんだからね」
弦「悪い」
サラマンダー「撃つところがみたいから早いとこ作っちゃお!」
弦「あぁ!」
*** そして今に至る ***
弦「よし!弾薬を300発と30発常備できるガンベルトができたぞ!」
サラマンダー「じゃあ訓練場でためs...」
弦「S級ダンジョンに行くぞ!」
サラマンダー「...わかった」
???「弦! オロが俺のダンジョンに来てるぞ!」
暗い紫の鎧を着紫の人形のエネルギーが突然現れる
弦「は?」
サラマンダー「どういうこと? タム」
タム「俺の住んでるダンジョンの最上階層にオロとエルフの商人が入ってきてるぞ!」
弦「最近ダンジョンから魔物が出たりしなかったか?」
タム「あ、オークロードとその取り巻きのオークたちがダンジョンから出ていったわ」
弦「すぐにパーピー山脈まで行くぞ!」
サラマンダー:タム「おう」
弦達は家を出ると冒険者ギルドの受付嬢の茶色い髪をした元A級冒険者のエマが走ってきていた
エマ「高野さ〜ん!王都付近のS級ダンジョン 雷氷神雷氷神でスタンピードが発生しました」
弦「タム、オロ達はどういう状況だ?」
タム「タンクらしき男は盾を持っていなくて防具も着てないが元気そうだ、あとはこれと言って目立つ所はないな...全体的に皆服がところどこ擦り切れているがな」
弦「そうか、ならタムお前が守ってやってくれ」
タム「 弦、闇の精霊王の俺に任せな!」
サラマンダー「私は弦について行くからね!」
タム「あぁ、任せろ」
タムは紫色の渦の中に消える
弦「サラマンダー摑まれ!」
サラマンダー「はい」
エマ(弦さんはS級冒険者の中で最も強い冒険者なので大丈夫ですよね?...S級キマイラの群れがいたと報告もあったのを伝えるべきでした)
弦「この機会に少し威力は上げたがシングルアクションアーミーを試すぞ」
サラマンダー「オロ君は大丈夫ですかね?」
弦「まぁ、オロなら平気だろう、タムも守ってくれることだし」
サラマンダー「まぁたしかにタムは強いから平気かな?」
弦「もうすぐ着くぞ」
サラマンダー「相変わらず早すぎるな! 600キロも離れてるのにたった5分で着くってなに!」
弦「身体強化と風魔法使ってるからな」
サラマンダー「それにしても早すぎるが...急いでスタンピードを鎮圧しよう!」
弦「そうだな...俺のレボリューションを見せてやろう!」
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