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白貝  作者: 黄金天狗
44/55

#44

「シュウゴ、ほれ」

シンゴさんはタッパーをくれた。

「ありがとうございます。ほうれん草のおひたしですね。俺、これ好きです。」

「そう言ってくれると、野菜も喜ぶ」

「隣町に住んだら、シンゴさんの野菜食べれないですね」

「なんなら、送ってやろうか?」

「本当ですか?」

「ああ。店に出せないようなやつを適当に送ってやるよ」

「でも...悪いですよ」

「子供のくせに遠慮するな。一人暮らしするんだし、これぐらいのことさせろ」

「ありがとうございます」


---


「そんな事言ってくれたんだよ」

「いい事じゃないか。シンゴさんには俺からもお礼言っとくよ」

「でも、そんなに甘えていいのかる?」

「甘えていいんだよ。恩返しできるようになったら、すればいいんだよ」

「うん」

「このおひたし、美味しいな。シュウゴも食べろ」

「そうだぞ!あたしが全部食べちゃうぞ!」

「それは駄目」


---


「シュウゴくんは本当にいい子だね」

「ああ、リュウゴと二人で良くいい子に育ったよ」

「シュウゴくんって昔はどんな子だったの?」

「そうだな。リュウゴの後ろにいつもいて大人しくしてたけど、優しい子だよ。今もあんまり変わらないな。

「そっか」

「リュウゴの事は聞かないのか?」

「うん」

「...まぁ、自分で聞いた方が良いな」

カナは笑顔で俺の顔を見た。

「ひとつだけ、言うとリュウゴは立派な男だよ」

「分かってるよ」

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