#40
#1
「シュウちゃんが一緒に行ってくれて助かるよ~」
「ユウコの為じゃないぞ?」
「そうだよ、ユーちゃん。シュウちゃんに迷惑かけちゃだめだからな」
「もう、二人してそんな事言って~」
「アサコ達は隣の県まで行くんだろ?」
「うん。ヨーちゃんも私と同じ大学行くから。向こうでは二人で住む予定」
「ユウコは一人暮らし?」
「うん。でも、母さんが紹介してくれた所に住む予定」
「そっか。」
「心配してくれてるの〜?」
「ユーちゃん。シュウちゃんをからかわないの」
「ユウコの所には顔を出すよ。アサコもいないから心配だしな」
「シューちゃん、助かるよ。」
「何か二人とも心配性じゃない?」
「ユウコは危なっかしいから誰かがそばにいないと」
「そうそう」
「あ、来た来た!」
ユウコは走り出した。
本屋からヨウコが歩いているところをユウコはヨウコに抱きついた。
ヨウコは少し驚いてた。
#2
「え?!マモ姉も隣町に来るの?」
「そうだよ~。んーケイコさーん!これ美味しい!」
母さんは手を上げて返事した。
「まあまあ、ユーちゃんや、向こうでも仲良くしようではないか」
「そうだけどさ」
マモ姉は気にせず、ご飯を食べてるし。
「ユーちゃんは向こうで下宿先で手伝うんでしょ?」
「あれ知ってたの?」
「お姉さんはどんなことも知っているのだ」
「確かに、向こうで手伝いつつ、学校に通うよ。手伝いで何回か手伝いにも行った事あるから」
「隣町でも食事処は困らんなー」
「タダ飯はダメだよ」
「人の世語になったりはせぬ!」
なんだか、ため息が自然と出た。
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「あれ?シュウちゃん、いらっしゃい」
「うん。ユウコ、ケイコさんは?」
「今、上に上がってる」
「そっか。んじゃ、働くか」
シューちゃんは早速皿洗いを始めた。
「ん?ユウコ、どうした?」
「何でも~」
「そうか。ほら、ユウコも手伝えよ」
シューちゃんが洗ったお皿に手渡した。
シューちゃんからもらったお皿を布巾で拭く。
横顔を見てると、窓の外から気配がした。
外を見ると、木の枝が風で揺れてた。
「ユウコ」
「あ、ごめん」




