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白貝  作者: 黄金天狗
4/55

#4

#1


「シュウちゃん、いつもありがとう。」


「はーい。どういたしまして。」


叔母さんは奥から箱を持ってきた。


「シュウちゃん、これ持っていってくれる?」


叔母さんの箱を持つとそれなりに重かった。


中から良い香りがする。箱の隙間から見るとすももみたいだ。


「叔母さん、これどうしたんですか?」


「知り合いから貰ったんだよ。


 でも、うちでも食べきれないし、貰ってくれると助かるよ。」


「有難う、叔母さん。」


#2


「シュウゴ、これどこ置く?」


「うーんと、冷蔵庫の横に置いておいて。」


「はいよ。」


兄さんは冷蔵庫の横に箱をおいてくれた。


手に持っていた買い物袋を台所においた。


中から食材を出すと、兄さんはそれらを冷蔵庫にしまってくれた。


「有難う、兄さん。」


「良いって良いって。他にはないか?」


「ううん。大丈夫だよ。もう着替えてきて大丈夫だよ。」


兄さんは奥に行って部屋着に着替えてきた。



「このスモモ美味しいー!」


「マモ姉はいっつもこういう時には来るよね。」


「へっへーん!勘が良いのだよ。」


マモ姉、めっちゃ嬉しそうだな。


「これ、本当に美味しいな。叔母さんには今後お礼言いに行かないとな。」


「そうだね。でも思ったより量が多くて困るぐらいなんだよね。」


「ならスモモで何かお菓子作ってよ。」


「マモ姉、言うのは簡単だけど、作るのも大変なんだよ。」


「シュウゴの作るお菓子なら美味しいだろうな。」


「兄さんまで・・・。」


「多数決で決定!」


全く、しょうがないな・・・。


#3


「このスモモのパイ、とっても美味しいね。シュウゴ君は本当に料理上手だね。」


「自慢の弟ですよ。頭もいいし、料理もうまいし、家事もできるし。」


リュウゴさんは美味しいそうに笑顔でパイを食べてる。


「カナさん、このお茶も美味しいですね。いつもとはまた違って、これも良い香りだ。」


「それね、実はサッちゃんが持ってきてくれたの。」


「そうなんですね。」


「サッちゃんが行ったお店ね、この近くらしいの。」


「へぇ、知らなかったな。」


「今度、行ってみる?」


「良いですね。ぜひいきましょうか。」


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