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白貝  作者: 黄金天狗
24/55

#24

#1

「お母さん、机拭いたけど、そっち手伝おうか?」

「大丈夫だよ。ヨウコに手伝ってもらったから」

「...」

「ただいま〜」

「おかえり」

「これ、冷蔵庫に入れてくる〜」

「はーい。ありがとう」

「...」

「ん?ヨーちゃん手伝ってくれるの?」

「...うん」

「んじゃ、一緒に行こ」

「...うん」

ヨーちゃんとユーちゃんは一緒に二階に上がっていった。

「アサコ、こっちはもう大丈夫だから先に二階に上がってらっしゃい」

「はーい」

母さんの言う通りに二階に上がると、ヨーちゃんとユーちゃんは食材を冷蔵庫に入れていた。

「ユーちゃん、冷蔵庫に昨日の残りあったよね?」

「う〜ん。あるよ〜」

「今日食べるから出しておいて」

「ほ〜い」

「...終わった」

「ヨーちゃん、お皿出しておいて。」

「...うん」

ヨーちゃんは素直に食器棚からお皿を準備し始めた。

階段から母さんが上がってきた。

「アサコ、お味噌汁持ってきて」

「うん」


#2

「最近、シュウゴが休み時間も勉強してるから構ってくれないんだよね〜」

「勉強している人の邪魔はしちゃダメじゃないか」

「そうだけど、寂しい〜」

「ユーちゃん、わがままはダメだよ?」

「...ユーちゃんも一緒に勉強するのはどう?」

「一緒にか〜。休み時間は寝てたいな〜」

「...そう」

「ヨーちゃんは勉強したいの?」

「...うん。勉強楽しいし」

「え〜ヨーちゃんも勉強しちゃうの寂しいよ〜」

「...ユーちゃんは勉強しなくてもそばにいてくれると嬉しいよ?」

「へ?ふ〜ん。ふへへ、なら私は二人のそばにいようかな〜」

「まぁ、ユウコは邪魔しないようにしなよ。」

「は〜い」


#3

「シュウゴさん、これで今日の分は完成です」

「はい。今日もありがとうございました。」

できたお菓子のお皿を持って席の方に行くと、アサコ達が席に座ってた。

「なんだ、三人ともいたのか。声かけてくれればいいのに」

「だって邪魔になるかと思って」

「そうそう」

「...うん」

「まぁいいけど。それにしてもタイミングいいな」

「へへ〜ん。私は勘のいい女なのだ!」

「ユーちゃん、落ち着いて座りなさい」

アサコはユウコの肩を優しく触りつつ、ユウコは静かに座った。

「まぁいいけど、いつものように試食してみる?」

「...ありがとう」

「はいよ」

---

「ほほほ、賑やかになってよかったな」

「はい。彼らがいると空気が暖かくなります」

「若い人たちは熱を持っているからな」

「はい。では彼らにお茶を持っていきます」

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