表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白貝  作者: 黄金天狗
22/55

#22

#1

「リュウさん、シュウちゃんがいなくなったら一人になっちゃうね。」

「そうだな。寂しくなるが、シュウが成長してくれて嬉しいよ。」

「ところでさ、リュウさんはそろそろ彼女作らないの?」

「何だよ急に。」

「だってさ、シュウちゃんが大人になるまではとか言ってたけど、見ての通りシュウちゃんはもう大人だよ?」

マモリの視線はシュウゴに向いていた。

「だからさ、そろそろいいんじゃないの?」

「…。」

「うっしっし。」

---

マモ姉が兄さんにニヤニヤした顔をしながら話してる。

どんな会話をしているか気になるな。

「二人で何を話しているの?」

「ん?大した話じゃないよ。ねぇ〜。」

「そうだな。」

「兄さん、顔赤いよ?」

「気にするな。さぁ食べよう。」

「へへへ。」


#2

「最近、二人は仲良いよね。」

「そうですね。カナさんも前より楽しそうな顔をしていますし。」

「みんな少しずつ変わっていくね。」

「世の中は循環していきますから。」

エーコさんは空いたお茶碗にお茶を注いだ。

「でも、私は変わらずここにいますので、お時間あるときはいらしてください。」

「ありがとう。」

お茶がとっても優しい味がする。


#3

「お、来たか。」

猫を膝の上に乗せた。おとなしくしている。

「今日は兄さんがマモ姉と話していたけど、何を話していたんだろう?」

猫の頭を撫でると、毛がとても柔らかい。

「兄さんとカナさんが仲が良くなってるから、もう少しかな。」

猫は俺を真っ直ぐ見てきた。

「…俺がここを離れたら、お前も来るか?」

猫はじっと変わらず俺を見ている。

「一人でいると寂しいのさ。お前がたまに来てくれれば嬉しいよ。」

猫は一鳴きした。

「ははは。そうか、ありがとう。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ