#20
#1
「こんにちは。」
「タカシさん、いらっしゃい。」
「おー、タカシくん。」
「タケさん、こんにちは。今日は何を買いに?」
「漬物用の野菜をな。」
「タケさんの漬物、とっても美味しいんですよ。」
「へー。」
「今度あげようか?」
「いいんですか?」
「構わないよ。いっつもカナちゃん達にもあげてるし。」
「ぜひ食べたいですね。」
「よし、んじゃ今度持ってくるな。」
---
「おかえり〜。」
「ただいま。はい、これ。」
「ありがとう。」
「今日、タケさんと会ったんだけど、漬物今度くれるってさ。」
「漬物?それはいいね。」
「カナさんによると、タケさんの漬物とっても美味しいらしいよ。」
「それは楽しみだね。」
#2
「カナさん、こんにちは。」
「リュウゴさん、いらっしゃい。お茶入れるね。」
「ありがとう。」
「そういえば、リュウゴさん、漬物食べる?」
「漬物?」
「うん。タケさんにもらったんだけど、リュウゴさん達ももらった?」
「そういえば、持ってくるって話してたな。」
「んじゃ大丈夫だね。ちょうどさっき来てて、漬物くれるって話だったから。」
「そうなんだ。タケさんの漬物美味しいよな。シュウゴも真似したいって言ってたよ。」
「シュウゴくん、元気?」
「うん。最近は勉強たくさんしているみたいだけど、料理もうまいし、家事もちゃんとしてるし。手伝う前にはシュウゴが全部終わらせてるから嬉しいけど、手持ち無沙汰だよ。」
「ふふふ。シュウゴくんは何でもできてすごいね。」
「自慢の弟だけど、何でもできすぎてお兄ちゃんとしての威厳が全くないよ。」
「リュウゴさんは立派なお兄さんだよ。」
#3
「リュウちゃん、今日のお弁当は贅沢だな。」
「ははは。シュウゴが漬物のお礼って言って張り切ったみたいですよ。」
「そうかい。シュウちゃん、喜んでたかい?」
「はい。俺もいつかこんな漬物を作りたいって言ってましたよ。」
「よかったよかった。んじゃ、これ食べて午後も仕事頑張るか。」
「はい。」




