異世界生活開始のようです
まだまだ短いですけど、伸ばしていけるよう頑張っていきます。
光が収まり、俺が目を開けるとそこは......森の中だった。
辺りを見回してみると、俺の後ろにかなり大きな小屋があり、それ以外は特にない木を切り倒してある場所だった。
暫く小屋を観察していると
(どうやら無事に着いたようじゃな)
とクトの声が聞こえてきた。
(ああ、それよりもここは?)
(そこは、人がなかなか近寄れないような森の奥地じゃ)
(そうか、それと神界で言っていた特典とは?)
(それは見てもらったほうが早いじゃろう、ステータスオープンと言ってみるのじゃ)
俺はそれに従い
「ステータスオープン」
と言った
すると頭の中にこんなものが浮かんできた
ステータス
笹牙葉留 Lv1
16歳 人
STR 500
VIT 500
AGI 500
INT 500
MND 500
DEX 500
スキル
成長速度100倍(固有)
(なんだこれは?)
(わかったかの、その世界にはステータスといったものや魔法や魔物等、お前さんの居た世界に無いものがたくさんあるのじゃ)
(そうなのか、剣と魔法のファンタジーな世界ということか)
(そんなところじゃの、そしてお前さんのスキルには成長速度100倍があったはずじゃ)
あのよく分からないやつのことだろうか、とりあえずあったので
(ああ、あったぞ)
と答えておく、するとクトは
(そうか、そのスキルは名前の通りレベルの上昇やステータスの上昇、他にも様々なことの成長速度が100倍になるという効果じゃ)
と言ってきた、なにそれチート?
俺が思わず
(チートじみてるな)
と洩らすと
(まあ、お詫びじゃからの。そうじゃ、伝え忘れておったがその家はお前さんのものじゃ。家には武器や金もあるから大事にするのじゃぞ)
とさらっととんでもないことを言ってきた
俺は驚きつつも
(ありがとう、大事にするよ)
と答えた。クトは
(では、達者での
と言って、その声は途絶えた
「さて、とりあえず頑張っていきますか!」
と声に出して言い、俺の異世界生活は幕を開けた。