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トルコ行進曲とハンガリー旅行

それからたっぷり3ヶ月。僕は必死に練習を続けた。

3ヶ月で僕の努力がよかったのか、家族仲は回復した。

日に日に上手くなっていくのだが、最後のところがかなり苦手だ。

どうしたらリストはあんな音を考えられるのだろう。ていうかリストって10度の和音ラクラクとどいてたって本当か?!

それはともかく、実は、ある重大なことがあるんだ。

夏休みに、毎年家族旅行に行くんだけど(家はちょっとした金持ち)、行き先が、リストの出身地、ハンガリーになったんだ!部屋も、ピアノが置いてあるらしいよ。ラッキー。

僕は、今日も、帰って宿題を終わらせると、ピアノに向かった。楽譜を開くと、ふと、モーツァルトの「トルコ行進曲」が目に入った。何年も前に弾いた記憶がある。僕は、静かに、音を奏で始めた。イ短調の曲だが、途中、イ長調になる。僕は、ここのイ長調の部分が好きだ。

タタターン…

モーツァルトのソナタは、どこか哀愁がある。でも、この曲は、とても明るい。

弾き終わると、今の練習曲集を始めた。ショパンのエチュード集とツェルニー60番練習曲を今はやっている。(ちなみにこないだのメンデルスゾーン無言歌集はつい最近終わったんです。)

ショパンエチュード十の一は、「階段」とか呼ばれる曲だ。階段を上るみたいに音が高くなって、階段を下りるみたいに音が低くなる。うぅ…難しい…。

その日は、少し譜読みをして終わった。


                               * * *


やって来ました夏休み!ついに夏休み!夏休みなのです!

ハンガリーへ行くのは、明日です。今年はかなり早く行くのだ!

予定は、リストの出身地「ライディング」(リストの出身地は現在はオーストラリア領)にいったり、リストゆかりの地にいったりします!

リストばっかりも、おもしろいだろ?

そんなわけで、準備に取り掛かり、ついに出発の日。僕と家族は意気揚々と飛行機に乗り込みました。


さあさあ、ついにやって来ましたハンガリー!

ヨーロッパ有数の温泉大国!んー。風が気持ちいい!

僕はまず首都のブダペストに行く。そこにホテルがあるんだ。

「ねえ母さん~!早く早く~!」

母「そんなに急がなくてもいいでしょう。」

「ほ~い」

そんな訳で、僕たちは、「ピアノ」のあるホテルに向かった。

「うわぁ…」

僕はすごく驚いた。

すごいシックな感じだなぁって。

びっくり。うんうん。大人のホテルって感じ。こんなちびすけがいていいのかと。

僕は、鍵をもらって部屋に入った、2人一部屋だから、父は別部屋。はい。さようならー。

僕は、早速ピアノの前に座り、音を奏ではじめた。

「愛の夢第三番」。僕の大好きな曲のひとつ。明るくて、夢のような曲。少し難しいけど、弾くのが楽しい。

知らず知らずのうちに、ほかの曲も弾いていた。

メンデルスゾーン 無言歌集より「春の歌」。とても明るくてきれい。

リスト 「ため息」。流れるように弾いていく。

そして、「ハンガリー狂詩曲」の練習に入った。

僕がどこまでも熱く熱中したあの曲。

暗い出だしから、明るくて陽気的な感じになっていく。

リストはすごい。どうやってこんな音を思いつくのだろうか。

僕は、ただただ熱中し、「音楽」にのめりこんでいった。


なんと、旅行をさせることにしました!

ブダペストにシックなホテル無いとか、わからないので言わないでください。次回はRPGの方です!こっちの方がみんな楽しみ?まあ、また次回会いましょう!

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