表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

入学式の日、王子様に向かってヒロインが飛び込んできた

作者: 井上さん
掲載日:2026/06/15

短いです

 入学式の日。


入学式の会場である学園の講堂へ向かう廊下。


 歩いている王子に向かってヒロインが飛び込んできた。


「無礼者!」


 ヒロインは、無礼討ちされました。




 と、まではいかなかったけど。


「王子に危害を加えるとは!捕らえろ!」


 護衛がヒロインを捕まえた。


「ちょ…離して!」


 藻掻くヒロイン。


「話は向こうで聞かせてもらう」


 ヒロインは抵抗虚しく連れて行かれた。





 騎士団の取調室。

騎士に尋問されるヒロイン。


「何故王子にぶつかった?」


「転んじゃったのよ」


「周りにいた学園長や護衛や側近を避けて、王子に一直線だったぞ。命を狙っていたんだろう?」


「違うわ!」


「では、何が狙いだ?」


「私はヒロインなのよ!王子と恋に落ちるところでしょう!?」


「「「はぁ!?」」」


 話しを、聞いていた騎士達は頭に「?」が浮かんだ。


「王子は私と恋に落ちたはずよ!王子を呼んできて!」


「呼ぶか!無礼者!」


「絶対に恋に落ちてるから!」


「恋に落ちる為にわざとぶつかったのか?」


「そうよ!」


 尋問にあたった騎士は、頭痛が痛くなった。


「王子を狙って?」


「そうよ!私はヒロインなのよ!」


「ヒロインとは何だ?」


「小説の主人公よ!私がヒロインで、王子と恋に落ちて結婚するのよ!」


「王子には婚約者がいるぞ」


「婚約者と婚約破棄するのよ!」


「何故だ?」


「私が王子とラブラブになったから嫉妬して私をいじめたからよ!」


「お前の妄想だろ?」


「本当よ!王子を呼んできて!」


 騎士達は、こいつはヤベェ奴だと思った。






 騎士は、王子に報告しに行った。


「え?さっきの女生徒と恋に落ちたか?」


 王子は目を瞬いた。


「はい。私と恋に落ちたから王子を呼んでこいと」


 そう言ってたよな?と、騎士は思い出しながら言った。


「いきなりぶつかってきたのに?」


 王子は頭に「?」が浮かんだ。


「はい」


「えっと…危険思想の持ち主?」


「そう思いますよね」


 騎士は、王子も同じ意見で良かったと思った。


「恋に落ちる為に、わざとぶつかたのか?」


「そのようです」


「何故私なんだ?」


「王子と結婚するらしいです」


「婚約者がいるのに!?」


 王子が驚いた。普通に驚くと思う。


「自分は小説の主人公で、王子と恋仲になった事により、婚約者様が嫉妬していじめて、王子が婚約者様を婚約破棄して、自分と結婚するとか」


 メモを見ながら王子に言う。


「小説?」


「そう言ってました」


「王子妃になりたくて、わざとか?」


「そのようです」


「では、王家簒奪の疑いで、投獄だな」


「かしこまりました」




 ヒロインは投獄された。


読んでいただきありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
そりゃそーだ!(笑) それにしても王子を囲んでいる護衛と側近を掻い潜って行けるって、相当の手練れですよね。それから護衛と側近が間抜け過ぎるか、ですかね?
話が通るって、、、!!スッキリ! 軽快なやり取りが、むしろ快感!
お腹抱えて超ワロタwww(*゜∀゜)*。_。)*゜∀゜)*。_。)そうだよね!まともな教育受けて、まともな感性してたら走ってぶつかって恋に落ちるって無いわ(°▽°)普通ぶつかって来られたらトゥンクする…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ