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ジャッキーと私

作者:
掲載日:2026/04/14

子供の頃から、ずっと一緒に過ごしてきたジャッキー。

私たちは姉弟のように育った。

大きくなってからは、楽しいことや、かなしいこと、辛いことなんかも、黒く濡れている可愛い瞳で見つめ返してくれるので、とても大切に聞いてもらってる気がして、毎日話は尽きなかった。


ジャッキーは私が外に行く時は見送ってくれる。

ジャッキーは私が帰ってきた時、大急ぎでかけてきて飛びついてくれる。

でも、パパやママがいる時は緊張するのかほとんど動かない。

そんな時は私が抱っこして部屋に連れて行ってあげる。


ジャッキーはとても大きいから、最近は一苦労だけど。

ジャッキーは音楽が大好きで、私の部屋にいる時はいつも踊ってる、楽しそうに飛び跳ねたりするんだ。

ジャッキーはふかふかしていてとても温かい、寒い時はジャッキーを抱きしめて眠る。


可愛いジャッキー、時々不思議な動きをすることがあるけど、ジャッキーの個性なんだ。


要塞みたいに囲まれたこの家の、唯一のお外はとっても広い庭、そこでジャッキーと一緒に走り回るのが大好き。

私はいつもジャッキーの真似をして、手と足で走り回るの。

手についた土の匂いが、鼻の奥をやんわり包む。

パパやママに見つかると、すごく怒られるから、2人のいない間に庭に出て遊んでるの。


ジャッキーの濡れて冷たい鼻先はとても気持ちがいい、めいぐるみみたいな見た目も、大きな手も足も、何もかもが可愛い。


ジャッキーがもしいなくなったらどうしよう。

私だけのジャッキー、大切なジャッキー。

ジャッキーにいなくならないでね?

って言うと「大丈夫、大丈夫」

って答えてくれた。


ジャッキーは、パパとママが連れてきたんだ。

前は悪いことをする個体だったんだって。

矯正されたから、今は大人しくて可愛いんだよ。


大人しくなる前のジャッキーのことは知らないけれど、今のジャッキーは本当にいい子なんだよ。


でもパパとママは外には絶対でちゃだめだって言うんだ。

でも今日は首輪を外してくれた。


私は今日もジャッキーと走り回る、庭にある木にいつも印をつけるんだ。

もうすっかり立派な爪になった私は、木をひとかきする、大きな爪痕が木に残された。





ここまで読んでいただきありがとうございます。

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