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第2話 裸と森

街を出てから5時間ほど歩き続け、私達は草原を歩いている。柔らかな風が吹き、暖かい太陽に照らされる。とてもいい気分だ。


「ねえナイト、靴くらいはこうよ……!

 ここ草原だから虫とかいっぱいいるでしょ」


ナイトは無表情のまま足元を一瞥する。


「問題ない」


(問題ないって……いや気持ち悪いでしょ、常識的に考えて……)


鳥が一羽、ナイトの足音に驚き飛び立っていった。

ナイトはそれも無視し、淡々と歩き続ける。

その背中には何か得体のしれない確かさが漂っていた。


太陽が真ん中より少し右に傾いた頃。ナイトの足が止まった。


「ここが目的地だ。」


そこに広がっていたのは悲しくなる程に大きな森だった。

自分まで緑になりそうな大自然に少し感動している。


「ここを通って次の村へ行く」

「行くぞ」


「ちょっと待ってよー!」

私達2人は森に入っていった。


森の中はまるでゴブリンのように緑が一面に広がり草木が生い茂っている。


私たちが歩みを進めていると、ナイトが右手で止まれとジェスチャーをしている。歩みをとめるとナイトが静かに話す。


「モンスターだ。」


よく見ると木の陰に隠れているモンスターがいる。

大きさは中型、体格、背格好からゴブリンの亜種ということがわかる。


「見たところ、中型のモンスターみたい!」

(えーと……それと、ゴブリンの亜種だと考えられることは伝えたほうがいいかな……。いやでも仮説だから――)

考えを巡らせている私に対してナイトは言葉を投げかける


「考えすぎだ」

「俺なりに作戦を考えた」

(……そうか! 全裸でも一応この人は勇者だ! 王様の言ったことは間違ってなかったのかもしれない……!)


「どんな作戦なのか聞かせてください」


「いいか? 作戦はこうだ、俺が剣を持ってあいつに突っ込む。そしてお前が俺がやられないように魔法で援護しろ。」


(ちょっと待った! これってただの戦闘のやり方を作戦風に解説し直しただけじゃない!?)

一瞬敬語になった自分が馬鹿みたいだ。


「行くぞ」


「え、ちょ……待ってくださ――」


合図が来た瞬間、ナイトが消えた。いや……モンスターに接近していた。

急接近されたモンスターはまだナイトに気づいていない様子。モンスターの真後ろまで近づいたナイトはモンスターの背中を凄まじい勢いで切りつけた。


「連撃斬!」


――1、2、3んしごろくしti


ナイトが斬りつけた回数を私は視認することができなかった。


――あの勇者……めちゃめちゃ強いじゃん……!


モンスターはナイトの存在に気づくことなくその場に崩折れた。モンスターを倒したナイトが戻ってくる。


戦闘を終えたナイトは

「援護助かった」

と私に声をかけた。


(いや、あんたが凄すぎて何もしてないんだが!?)

(皮肉ですか!?)


「何を考え事をしている。さっさと行くぞ」


――私達はどんどん森の奥へと進むのだった。


戦闘描写が難しい!アドバイスください!

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