【第5部〜旧世界の魔神編〜】 第2章 人体実験
「う、うぅっ…」
目が覚めて目を開けると、まだ目眩がして、ぐるぐると天井が回っている様に見えた。
「ふふふ、目が覚めた?」
ジュップ、ジュプと全裸の女性が、私のモノを咥えながら話し掛けて来た。
「こ、これは…?」
首を傾けると、私の両手は横に広げられて拘束されているのが見えた。両足も自由にならない所を見ると、拘束されているに違いない。力を込めて脱出しようとしたが、ビクともしなかった。
「ふふふ、無理よ。手が千切れちゃうわよ?」
彼女の形の良い豊満な胸に挟まれて、上下にシゴかれると、懐かしい快感が蘇って来た。
「ふふふ、もうイキそうね?取り敢えず、1回出しとこうか?」
その瞬間、白濁色のゼリー状の液を彼女の顔にかけてしまった。
「あんっ、濃ゆいの出たね♡久しぶりの射精だから早かったのかな?でもまだ元気ね?ふふふ、まだやり足りないでしょう?ちょっと待っててね」
彼女は、手に掬い取った精子を、シャーレに入れて保存していた。
「な、何を?」
「ふふふ、頭が混乱してる様ね。私達はね、政府に雇われたの。貴方達の精子を集めてくれって。元々男の子で、最近まで女の子だったんでしょう?薬の実験で、性別が変わっても変化が無いか調べるんだってさ」
「そんな…人体実験なんて違法じゃあ…」
「知らないわよ。私は依頼された仕事をしているだけ。さぁ、今度は挿入れさせてあげる。これはサービスよ。貴方、私の好みだから。ふふふこのくらいの役得は認められているのよ」
彼女は私のモノに手を添えて、自らの秘部に当てがうと、深く腰を落として奥まで挿入した。
「あぁん♡大きくて気持ち良い~」
まだ何が起こっているのか、薬が効いて頭がついて来なくてボーッとしていると、射精感が込み上げて来て、我慢が出来ずに彼女の膣内に精を吐き出した。
「はぁ、はぁ、はぁ…気持ち良かったね?」
そう言うと彼女は私に口付けをして、お礼を言った。
「女の子達だって、今まで経験した事の無い快楽を味わっているはずよ?なにせ、女の子達の相手はセクシー男優だからね」
私は青ざめた。友梨奈がAV男優に抱かれているのか?と。しかし薬のせいなのか、頭がボーッとして何も考えられなくなった。
身体に重みを感じて目を開けると、スキンヘッドでマッチョな男が私の首筋を舐めながら、胸を揉んでいた。
「目覚めたかい?お嬢さん」
お嬢さん…?首を傾けると、やはり拘束されており、私の身体は女性になっていた。
「くぅ、たまんねぇな。本物の女にも、このレベルは中々いないぜ?整形してない、天然モノだろう?」
そう言うと秘部に指を出し入れしながら時折、膣内を掻き回す様にされると、堪えきれない快感が、子宮から背筋にかけて、ゾゾゾッと押し寄せて来る。
「ほら、ほら、ほらぁ、気持ち良いだろう?子宮が降りて来ちゃってるぜ?」
「あ、あっ…あん、あぁ、うっ…はぁ、はぁ、ダメ…止め、止めて…。イっちゃうから…イクっ」
全身が快楽に支配され、拘束されて不自由な状態で限界まで身体を逸らして伸びると、痙攣して絶頂に達した。
「ほらっ、口を開けろ!」
薬のせいなのか抵抗も出来なければ、口を閉じる筋力も無くなったみたいで、セクシー男優だと言う男のモノを口に突っ込まれて、好きな様にされるがままだった。途中で口から抜かれると、今度は私の秘部を集中的に舐めて来た。
「そろそろ頃合いだな」
そう言うと、そそり立ったモノを挿入れられた。
「うぁっ!かはぁっ…はぁ、あぁっ…」
友梨奈でも届く事のなかった奥深くに、男のモノが突き刺さると、ただ挿入れられただけで、全身が痺れるほどの快感が駆け巡った。
「うぁ、ダメ…今ダメだからぁ…」
2度腰をピストンされると、意識が飛びそうになる程の快楽に支配されて絶頂に達した。そのまま男は気にも止めず、私の膣内を突き続けた。
「はぁ、あぁん、あんっ、はぁ、あん」
脳が痺れ、未だかつて味わった事の無い快感が続き、何度イったか分からない。
「ダメっ、これ以上…イったら、おかしくなる…、あっ、はぁ。気持ちいっ、気持ち良いよぉっ…」
「そうか、そうか、そんなに気持ち良いか?俺の自慢のモノは。あははは、可愛いなぁ。いつもはもっと頑張れるんだが、俺も限界だ。お前が良過ぎて、俺も…イクっ」
容赦なく膣内に出された。
「はぁ、はぁ、はぁ。やべぇ。膣内には出すなって言われてたんだっけ…。これでも飲んでおけよ」
男が自分の舌に錠剤を乗せて舌を絡めると、飲ませて来た。
「ちゃんと飲まないと妊娠しちゃうぞ?アフピルだよ。分かるだろう?アフターピル。妊娠しにくくなる薬だよ」
行為が終わっても男は、私の胸を愛撫すると、何度も口付けをして舌を絡めて来た。
「ふうっ、まだ時間があるな。この後もノルマで女を、抱かなきゃならないんだが、気に入った奴は好きなだけ抱いても良いと、許可をもらってるんだ」
再び男に挿入れられると、すぐにイった。それから愛撫を繰り返す男の手で触れられると、全身が性感帯になったかの様に感じる。こんなにイったのは初めてだ。意識が飛んでいたのだろう、「またやろうな?」と言う声が微かに聞こえた気がした。