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異世界で家を買いました  作者: 葉月奈津・男
『恵』編
70/404

フェリシダ 3 めつみ

25/6/28。

ごちゃごちゃしていた文面を読みやすく。

ところどころ、に訂正を。

書き直しました。

 

 翌日から二日間は迷宮攻略をしないことにした。

 新規で階層を上らないという意味だ。

 マティさん関連で色々ありそうだからな。


 事実。朝食後、マティさんを『マチリパトナム』の街へと送り届け、アルターリアを護衛に付けた。

 とりあえず、組織の名前が『アルカノウム連合』に決まったことと、参入を取り付けた工房の説明をしなくてはならないのだ。

 あとは、事務所をどこかに構えなければならないので、適当な物件探しも。


「バララト支部副支部長の仕事はいいんですか?」

 別れ際、気になったので聞いてみる。


「街の調査のために四、五日支部に顔を出さないというのはよくあることなので心配には及びませんわ」

 問題ない、とマティさんが言うのでいいのだろう。

 そう自分を納得させて、オレはそのまま家に戻った。



 アルターリアを護衛にしたことでもあるし、クルール迷宮の九階層で銅狩りをした。

 アルターリアが来る前に探索していた迷宮なので、三人でも危なげなく闘える。

 昼前にマティさんを迎えに行って、リリムが用意してくれていた昼食を食べた。



 昼からは、生産者との契約書の締結などをするためにマティさんとアルターリアはコレニ―のところへ、オレたちは菜園の手入れを行うことにする。

 どの苗もすくすくと成長しているので、そろそろ手を入れる必要があったのだ。

 キュウリとトマトには支柱を立てておかないといけないし、摘芯の必要なものもある。


「とりあえず、オクラとスイカ以外は全部支柱を立てないとな」

 支柱に関しては風呂を改造していたとき以来、少しずつ集めていた竹から細いのを選んで使えば十分だ。

 元世界のホームセンターで買っていた支柱と比べると、太さも長さもばらばらで使い勝手が悪いが、そんなものができる前はみんなこれだったのだから充分のはずだ。


「ピーマンは風に弱いから、支柱は交差させてしっかりとたてる。そして、下のほうに出る脇芽はいらないのでどんどん取り除く」

 横でミーレスが真剣な顔で聞いているので、ついつい教師の口調になってしまい、そのことがおかしくて笑い出したりしながら解説していった。


 シャラーラのほうは雑草取りをしている。

 野草料理を食べていたから、草取りついでに食べられるものを回収してくれる。

 なので雑草の処理を丸投げしているのだ。


 それが終わったら水撒きをしてくれるはずだ。

 ピーマンは初めのうちは成長がゆっくりなので、つい油断してしまいがちになる。

 だが、温かくなり始めると成長が盛んになって一気に広がる。


 そうなると、葉の付け根から脇芽がたくさん伸びてくる。

 これを放任していると、下の方の則枝が密生して混み合い、いい枝が育たなくなる。


 なので、下の方をできるだけすかせるようにしないとならないので、下方の脇芽は全部取り除いてしまう。

 実際、すでにかなり重なり合っている。


 全体を見て、他の枝も整理が必要だ。

 ミーレスに支柱立てを任せて、オレは苗の側枝処理を進めていく。


 ナスもそうなのだが、苗のうちは主枝一本だったものが、生育につれて葉の付け根部分に小さな則枝がつく。

 これが無駄に勢いづいて伸びるようになるのだ。


 放任しておくと、枝が混み合ってきて葉が重なり、色よい果実が採れなくなる。

 これを防ぐため、ピーマンとナスは三本立てという整枝が必要になる。


 主枝はそのまま伸ばし、一番なりの花のすぐ下から勢いよくのびた側枝と、その下から出ている次に勢いのいい側枝を残す方法だ。

 主枝と、側枝二本、合わせて三本だけを伸ばすようにして、これより下の側枝はすべて取り除く。

 一度こうしておけば杯形に広がる。


 ただ、あとになって内側に向かって伸びる枝もあるので、お互いに混み合う側枝は適宜取り除いて、中まで光が入り、通風の良い状態にしてやる。


 こうすれば病害虫の出方も少なくなって、色よい果実が収穫できる。

 枝だけでなく葉のほうも、株元付近や、枝と枝の間などに出た勢いの弱いもの、黄変したもの、あるいは病害虫に侵されたものなんかは随時取り除く。


 そうやっておくと取り除いたあとの、その付近の葉の働きを助長して新しく出てくる葉の成長を促してやることができる。

 あとは水やりと草取りで、草勢の維持をすればピーマンもナスも、そんなに手間のかかる野菜ではない。


 トマト。

 支柱はしっかりまっすぐに立てて、主枝一本を誘引する。

 葉の付け根から出る脇芽は、早いうちにかき取る・・・んだけど。


「もう結構大きくなってるな」

 このあいだ植えたばかり、と思っていたのに。

 こっちの世界のは元世界のよりも生育が早いのだろうか?


『ドロップアイテム』だから何か特殊な魔法がかかっているとかかもしれない。

 品種が違うのかとも思ったが、タグではよくわからなかった。

 分類として「トマト」は確実に読めるんだけど、品種はなんかよくわからない文字が連なっていた。


 いろんな世界で同じ種類があってその名前が全部網羅されているらしいのだ。

 日本名もいくつかあった。


 いくつか、なのが何なのかはわからない。

 想像するに掛け合わせの結果だから、DNAのわずかな差でAだったりBだったりするとかかなぁと思っている。

 ともかく、無駄なというか脇芽はすべてかき取り、主枝を支柱に誘引していく。


「あ、しばるときは茎と支柱をそれぞれ輪っかに通して、8の字になる形でゆとりを持たせてね」

 ミーレスに注意した。

 締めすぎると、成長を阻害するし、風が強く吹くとこすれて茎が痛むのだ。


 トマトは多くの品種が、主枝の三葉おきに花房が付くので、順次上の方に一段、二段、三段と実を付けさせることになる。

 うまくやると、七から八段以上も収穫できる。

 とは言ってもうちでの最高がそれなので実際はもっといけるのかもしれない。


 ただ、暑くなってくると実どまりが悪くなったり、病気になったりしやすくなるので家庭菜園の本には五から六段で摘心するよう書かれている。

 それどころか、初心者用のガイドブックでは三から四段で止めて、早めに打ち切るようにした方が成功するとか書かれていたくらいだ。


 元世界のうちの畑なんて、もう何もしなくても雑草なみにひょこひょこ育つので、植えて支柱立てたらほとんど放置状態でしたが何か? と言いたいぐらい無頓着だったものだ。

 それでもおいしいトマトは採れていた。


 苗なんか植えていないのに、とんでもないところから芽を出すミニトマトは脅威ですらあったものだ。

 あんまり放置されていると、「自分で何とかしないと」と自己防衛して根性が育つものなのかもしれない。

 アスファルト道路で育った『根性大根』なんて話もあったし、ね。


 作業の注意としては、脇芽をかき取るときにウィルスを伝播させないこと。

 株全体が縮むという病気があるのだが、これを引き起こすウィルスというのが汁液で感染するものなので、病気の株のあとで健康な株の手入れとかすると指や器具から感染してしまうことがある。

 そうならないよう、病気になっていそうな――葉が黄色いとか元気がないとか――株は後回しにするかいちいち殺菌するかした方が安全だ。

 ただ、この病気はタバコ葉のウィルスが元だとかいう話で、うちではだれもタバコを吸わないのであまり気にしたことがない。


 キュウリ。

 基本はピーマンやナス、トマトと同じ。


 支柱に誘引して、脇芽をとって日照不足を起こさせないことが重要。

 側枝は取らず、各側枝とも葉が二枚出たところでその二枚の葉は残して、その先で摘心する。

 摘心することで、その下のほうの側枝の発生を促すわけだ。


 これらの側枝は垂れ下らせておいてもいいとは思うが、オレは園芸店からネットを買ってきて這わせていた。

 もちろん、こちらの世界にそんなものはないので支柱どうしを紐でつないで、その紐に吊るすようにするつもりだ。

 整枝ついでに、古くなって硬化した葉とか病葉も取り除く。


 特に気を付けたいのが、うどん粉病。

 元世界でだと梅雨明けごろから下の方の葉っぱ表面にところどころ円形にまとまって、うっすらと白い粉を撒いたような病斑が出るのが初期の症状。


 ひどくなると葉の全面に白粉、胞子とか菌糸がでて、茎や花にまで付き始める。

 厚化粧でもしたみたいになって、それが灰色へと変わっていって黒い小さな粒を作りだす。


 ちょっと白っぽくなった程度なら放置でもいいけど、株全体が白く覆われてしまうとさすがにどうしようもなくなってしまう。

 初期のうちに薬を散布すればいいのだが、元世界の畑では無農薬が絶対だったので、ダメとなったら引っこ抜くことの方が多かった。

 早いうちならもう一度苗を買ってきて植えるか、場合によっては秋用または植え場所がなくて残っていた種をまく。


 インゲンマメもキュウリと似たようなものだ。


「なるべく長いのを使って、少し斜めにしておいてね」

 支柱担当のミーレスに声をかけた。

 インゲンのつるは伸び始めると日に七から八センチも伸びるから、伸び始めたと思ったら即座に支柱を立てておく必要がある。


 オクラが成長すれば、その茎を支柱に使うつもりでいたが、そういうわけだからそれを待っている余裕はない。

 ただ、ありがたいことにトマトやキュウリと違って誘引してやる手間は少ない。

 支柱を立てておきさえすれば自分で絡みながら伸びてくれる。


 キュウリも一応巻きひげはあるが、枝も付けるので誘引してやらないとうまく絡みついてくれなかったりするのだがインゲンではその心配がない。


「斜めに、ですか?」

 長いのを選んでいたミーレスが、ふと手を止めて小首を傾げた。


「その長い支柱の一番上まで伸びられると手が届かなくなるでしょ?」

 ちょうどミーレスが選び出して手にしている支柱を指さす。

 2メートルはある。地面にさす分を差し引いても180センチというところ。

 つま先立ちしてようやく届くかどうかの高さになるはずだ。


「だから、大きく傾けておくわけ。収穫のとき楽なようにね」

「ああ、なるほど。わかりました!」

 なにか、ものすごい発見をした科学者の助手しているのかと思うような感嘆の表情。


 うれしいんだけど、なんだろ?

 すっごく面映ゆい。


 まぁ、こうは言っていても四~五節目で一回摘心しておくつもりではいる。

 それによって側枝の伸びを促して、同時に下の方に着果させることができるのだ。


「支柱立て終わったら、肘から先ぐらいの長さごとに支柱に紐を張っておいてくれるかな。枝を絡みつかせたいから」

「はい。えっと、インゲンだけですか?」

「トマトとキュウリもだね」


 次の作物はトウモロコシ。

 ピーマン、ナス、トマト、キュウリ。

 いずれも脇芽を取り除いてきた。


 トウモロコシも、前は取っていたのだが・・・最近読んだ園芸本によると近年(と言っても2000年前後の話)脇芽の役割について研究された結果、爺さんたちのやり方とは異なる結論が出ていたようだ。

 脇芽を残しておいた方が、株全体の葉面積が大きくなるため光合成が増大するので、雌穂の発育に有効に働くのだと。

 しかも、脇芽を伸ばした方が根の発育も旺盛になって、あとから土寄せを行うことで、茎が倒れにくくなるという利点も出てくるとか。

 それまでの苦労は何だったのか、と言いたいところだが、ともかく作業の手間が減らせるってことなので良しとする。


 エダマメなんかはもうほぼすることはないし、ネギにしても根深ネギ(あの白い部分が長いネギのことだ)を作りたいわけではないので放置する。


 根深ネギを作りたい場合は、成長に合わせて土を寄せて、埋めていく必要があるのだ。

 そうしないとあの白い部分が作れない。


 だが、コンパニオンとして植えているだけだし、そんなに長く育てる理由はないのでかまわずに置こう。

 里芋のほうは土寄せの必要があるが、まだ先でいい。

 スイカも花が咲き始めるまではやることがないので放置。



「今日のところは、これくらいかな」

 じんわりと腰を伸ばしながら言ってみる。

 シャラーラが元気に水撒きをしていて、ミーレスは紐張りをしている。


「って、あれ?」

 菜園全体を見渡していて、奇妙なことに気が付いた。

 植えた苗とは違う葉の固まりが、ところどころに残っている。


 苗ではないなら、雑草だろうと思うのだが・・・。

 引っこ抜いていないのはなぜか。


 不思議に思いながら近づくと、理由が判明した。

 葉の周りの独特なギザギザ形状。

 そして香りが強い。


「シソ、か」

 梅干し漬けとかでおなじみのあれだ。

 青と赤、両方揃っている。

 薬味としては実に重宝な・・・野草か?


 一応スーパーでは野菜で売られているから野菜かもしれないが、元世界の畑でもほとんど雑草の位置に生えていたものだ。

 植えて育てたという感覚がないので、オレの気分的には野草扱いになる。


「夏だもんな」

 ふと呟く。

 ガキの頃、夏と言えば定番の飲み物がシソジュースだった。

 他のうちが麦茶のところをうちではシソジュース。

 赤い色合いと、酸味と甘み。

 あの鼻に抜ける爽快な香り。


「ご主人様?」

 ついてきていたミーレスが声をかけてくる。


「あ、ああ。今日はここまでにしよう。道具を片付けて、シャラーラを手伝ってやってくれ」

「はい。かしこまりました」

 一礼して背を向けるミーレスを見送って、オレは赤シソの葉を摘み始めた。

 一抱えほども集めると、家にウキウキ気分で入る。


 昔を思い出した。

 祖母に言われてシソの葉を摘むあいだ、スキップするような気分で汗をかいていたっけ。

 出来立てのジュースに氷を浮かべ、カラカラと氷をかき回してキンキンに冷えたところで飲む。


 あの爽快感!

 待ち遠しい!


 速攻、なぜか輝いてすら見えるキッチンに立った。

 ばぁちゃん直伝のシソジュースを作り始める。



 1、大きい鍋に湯を沸かして、ビネガーと赤シソを投入。

 分量は、赤シソ150グラムに対して水600ccぐらい。ビネガーは好みだ、とりあえずそばにあったカップ一つほど入れてみる。


 これを、5分ほど煮る。

 ・・・煮るだけなら、アルターリアの補助がなくても何とかなるだろう。


 2、ざるでシソを取り除き、ジュースのみを鍋に戻す。

 上記の分量に対して砂糖300グラムを加えてそのまま煮る。


 3、途中、丁寧にアクを取り、15分ほど煮詰める。

 ・・・火力が弱すぎている気がするが、沸騰させるよりはいいだろう。

 それと、消えないでくれれば何とか用は果たせる。


 4、水で1/2か1/3に割って、氷を浮かべれば完成。


 氷・・・か。

 ちょっと迷った。

 三秒ほど本気で悩んだ。


「えーい。行ってしまえ!」

 振り切るように声を上げて、その場で転移した。


 転移した先は、帝国北域の中心ノルテセルロ。

 その冒険者ギルドから、帝国最北の街ザメルーチ。

 元世界で言うと、ロシアの北部に当たる。


 永久凍土と、アザラシで有名な街だ。

 氷なら、掃いて捨てるほどある。


 そのかわり、ひときわ遠い。

 レベルが上がり、魔力も結構高まっているはずだが、意識できるほどの量を持っていかれた。


 正直、氷欲しさに来るには遠すぎる。

 疲れすぎる。

 ポーションの助けを借りないとおいそれとはこれな・・・い?


 ちょっと待て。

 冒険者ギルドに出たところでおもむろに振り返った。

 商人ギルドの『移動のタペストリー』を使うと高額の使用料を取られるので、冒険者ギルドから自分の魔力で飛んできたのだ。


 道路の真ん中で立ち止まるような行為だが、幸い辺境なので人通りは少ない。

 邪魔にはならない。


「『魔力蓄蔵・供給器』って個人で持てないのかな?」

 いちいち全部の転移を自前の魔力だけでやるからこうなる。


『蓄蔵器』を用意して、そこから魔力を引き出すことにすれば、ここまで疲れはしないのではないだろうか?

 偶然にも、メインデバイスの制作工房は押さえてある。


 法規制でもない限りはなんとかなるのではないだろうか?

 自分たちで使いたいだけで、これで商売するつもりはないのだし文句は言われないと思うのだが・・・。


「あとでマティさんに相談だな」

 ずいぶん昔のことのような気がするが、確かメルカトルが侯爵家からマクリアに戻るとき、自前で『移動のタペストリー』を使っていた。


 制限なり税金なりがかかる可能性もあるが、個人所有は不可能ではないはずだ。

 可能性として一番高いのは、魔力の供給源を持っているかどうか、なのではないかという気がする。

 というか、魔力の供給源がなければ利用のしようがないだろう。



 氷はすぐに手に入った。

 氷そのものはタダだ。


 ただし、望みの大きさで切り出すための技術料がかかる。

 箱売りされる缶ジュースの箱の大きさで切り出すと一個で500ダラダ。

 1.5リットルのペットボトルサイズで800ダラダ。

 スーパーやコンビニで売られている食パンサイズで1000ダラダ。

 氷の大きさが細かくなるにつれて値が上がっていく。


 元が箱売り大で、そこから小さくするので細かくするたびに手間がかかると思えば仕方なくはあるが、なんか損した気になってしまう。

 とはいえ、氷を任意の大きさで切るのには熟達した技術と特殊な道具がいる。

 やはり仕方がないというべきだ。


 納得はしたが、別に正四角形に加工してもらわんでも液体を冷やすのには十分使える。

 多少雑な方が表面積も増えるから冷えやすいだろうし。


 ・・・融けやすくもなるわけだが。

 なので、もとの箱売り缶ジュース大を三個買って、ポーションで魔力を回復してから家に帰った。


 

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