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第8話 旧友
だけど少し待てよ?
まず僕は持ち物って...師匠の巾着袋?
「開けてみるか。」
っ!?
「多すぎですよ。」
「読者の皆さん。この世界のお金は1ゴールドで1円です。」
「今の声誰!?」
謎だな。
まぁゴールドが5000万ゴールド以上は余裕である。
「これもう生きていけるな。」
そう言いつつ節約はしないといけないと思った。
「そして後はユイとユウトがどこに居るのか...だな。」
そう。僕は旧友を探すのだ。
「とりあえずこの森から出ないとな。」
師匠が言っていた。この森を北西方向に160km進むとあの学校への近道だと。
「待っとけよお前ら。僕が帰ってく...?近くに小さな子とゴブリンか?感知トラップ内に入っているな。助けに行かなきゃ!」