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第2話 学校
「ふぅー普通に走ってたら間に合わなかったな」
「そうだね。まぁまぁ距離あるもんね。」
今日は判定試験があるのだ。
この学校では手をかざしたら色が出てくる水晶がある。
その色の内赤が出たら魔術の才能がある事を示し、又、青が出たら剣に、そして、緑が出たら銃の才能がある事を示すのだ。
そして無才能は無色なのだ。
「突撃ー!」
「さっと神回避!」
「そろそろ当たれよ〜」
「痛いのが嫌だからね」
こいつは僕の相棒だ。名前はユウトだ。
「んでさぁバル今日の何色出ると思う?」
「どうせ僕の事だしお前と一緒に無色かもな」
「あぁ!言ったなぁ〜バル!」
「ハハハッごめんごめんちょっとからかいすぎたな!」
「だけど俺とバルは一緒の色だよ!だって相棒だもんな!」
「そうじゃないとなんか辛いしな!な相棒」
そんな事を言っている間に時間になった。
僕らは一緒のクラスなので測る時も何色が出るのかが分かる
さぁ何色が出てくれるのか楽しみだ!