表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
台本たち  作者: 魅桜
放課後の白昼夢
7/27

放課後の白昼夢(デイ・ドリーム) 7


  体育倉庫


水晶:よく寝たーー!! あれ? あ、ここ体育倉庫……

   そうよ、私、閉じ込められて……ちっ、まだ鍵あいてないや

   いつになったら出られるのかなぁ? (あくび)眠いーっ

   そういえば何か夢を見てたっけ? どんなんだったかなぁ……


  何か物音


水晶:アクアマリン?

   ……アクアマリンって宝石の名前じゃない、何言ってんだろ?

   夢!! 夢で見たのよ、アクアマリンったら「異世界から来た」って

   異世界なんてある訳ないじゃない馬鹿馬鹿しい。服とかは違ったけど……

   心が痛い……私、叫んでた? 誰かに助けを求めてた?


水晶:……夢ではいつのまにか本音を話してたサファイアに……

   なんか嬉しかった。夢の中だけでも素直になれたから

   たぶん「強がってないで素直になれ」って言いたかったのかなぁ?

   でも、そうそう素直になれるもんじゃ……


水晶:今から、ここから勇気を出して一歩踏み出す。自分と闘う為に


  みこ上手より登場

  鍵をあけてからセリフ


みこ:水晶? あ、良かった!!

   さっきね、水晶が閉じ込められたって聞いて……

   水晶? 水晶っ!!


水晶:……あっ、みこ どうしたの?


みこ:どうしたのじゃないわよ!! 探したんだからっ

   どうしたの? どっか痛めたの?


水晶:う……ううん、何でもない


みこ:「何でもない」じゃないでしょう? 言いなっ!! 

   ったく、さんざん心配かけて……


水晶:夢……みてた


みこ:夢? どんな?


水晶:なんか……素直だった? どうしてかわかんないけど……

   いつもの私なんだけど、どこかが素直な……


みこ:水晶……いい夢みたんじゃない? 現実もそうなるといいのにね


水晶:もう、みこ!! 何言ってんの……そうなるといいよね……


みこ:えらい水晶!! 早く帰ろう? 時間ずいぶん経ったし


水晶:そうだね、でもあれって本当に夢だったのかなぁ?


みこ:何が?


水晶:なんでもない、秘密


みこ:なーに?素直になるんじゃなかったの?


水晶:時と場合によるのよ、コレが


みこ:はいはい、人間には表と裏があるんだものねぇ


水晶:サファイア?


みこ:水晶っ 私はみこ、サファイアじゃないのっ


水晶:だって似てたんだもんサファイアに。さっきの言葉が


みこ:仕方ない、夢の話は後でじっくりと聞かせてもらうから

   今はね? 早く学校から出ないいと怒られちゃうのよっ!!


水晶:みこ!!


みこ:何? 水晶


水晶:門まで競争!!


  二人上手に退場

  緞帳が下がる




初の台本は拙いながらも言いたかったセリフがかけて満足できました。

なんとなく察したと思いますが、アクアマリンとオニキス、サファイアとみこがそれぞれ二役ずつになります。

部員数3名だったんだ……照明とかはお手伝いをお願いしました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ